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2006.06.14

好曲[funky bass]☆「If you...」角松敏生 feat. 青木智仁

my 5-strings electric bass-guitar小学校でDrums、中学校でGuitar、高校で鍵盤に出逢った自分がBassという楽器を手にしたのは大学入学直後(中古の赤いIbanezだったな)。以前から洋邦のRock/Pops/R&B/Fusionなどいずれの音楽を聴いていて、全体を支えつつ引っ張っていくその存在感が気になっていて、いつかトライしてみたいと思っていたパート。TOTOの初代ベーシストDavid Hungateの堅実なピック弾きやさりげないスラップ、山下達郎BANDのボトムを支える伊藤広規氏の重たいチョッパーフレーズ、CASIOPEA桜井哲夫氏の親指ダウンスラップ、当時まだNY売れっ子セッションマンだったMarcus Millerの曲そのものを性格づける変幻自在なベースワーク.......といった辺りが頭の中で既に理想を形作っており、そこをなぞるところから始めようと思っていた。しかし、大学の友人から聴かせてもらった1枚のアルバムに衝撃を受け(!)片道2時間の通学電車内で取り憑かれたように繰り返し聴きまくった.......そんなことがつい昨日のように思える。そのアルバムこそ、角松敏生氏の通算4枚目にあたる1986年のオリジナルalbum『AFTER 5 CLASH』である。それまでの“夏・海・空”を連想させるリゾートイメージから一変、都会をモチーフにした内容にNYのトレンドをエッセンスとして加え始めたこのアルバムは、それまでのいわゆるニューミュージック作品と若干異なる感触を届けてくれた。とりわけ1曲目の「If you...」にいきなり圧倒され、当然そのまま緩急織り交ぜたアルバム全編の虜になってしまった。その根幹を成していたのが、極上Grooveを生みだすチョッパーベースのリフであり、間奏のチョッパーベースソロであった。演奏者の名前は「青木智仁」。そうクレジットに書いてあった。前作から自らのバンドメンバー中心にセルフ・プロデュースでアルバム制作を開始した角松氏の最強ブレーンであり、最大の理解者だったんだと思う。以降、彼の参加作品は角松本人&関連アーティストのものに限らず増える一方で、いずれもが素晴らしいプレイ満載であった。彼のサポートプレイ目当てにライヴへ足を運んでいた部分も少なからずあった(良質の音楽を演奏するために良質のミュージシャンを惜しみなく起用する角松氏のこだわりには心から敬意を表したい)。ジャコを愛す青木氏はもちろん2フィンガーの指弾きも超一級品だし、何より、JazzやFusionなどのテクニカルなもので大暴れする力量を持ちながら、一方で“歌”を最大限に活かすその音楽的センスの素晴らしさこそが最大の持ち味ではないだろうか。そんな彼が6月12日・月曜日...........49回目の誕生日であるその日に、突如帰らぬ人となってしまった事実を知り、正直何も手につかない。こんな経験は、敬愛する不世出のドラマーJeff Porcaroが他界したあの夏以来のように思う。

my 5-strings electric bass-guitar生身の演奏でしか成立しない、本当の音楽を生み出せるミュージシャンズ・ミュージシャン。いまの音楽界にとって、何と大きな損失だろうか。50年に満たない濃密な人生の中で彼が遺してくれた素晴らしい音楽を、ずっと大切に聴き続けていきたい........今はただそう思うことでしか感謝の気持ちを表せそうにない。生粋のセッションマンは今頃、故・大村憲司さんと再会して早速極上セッション始めてるかもしれない。心からご冥福をお祈りします(合掌)。

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コメント

★連チャンです。 確かに豪MFヴィンス・グレッラに何度も蹴りを入れられていた俊輔。 駒野を倒しても笛を吹かなかった審判。 まあこれからダブルボランチでやってくれるでしょう。(弁解)
★わたしはバイエル程度の者なので偉そうなことは言えませんが、好きなのは... (実際弾いていたか自信ないのですが(ご指摘を。))AFTER 5 CLASH ~ I NEED YOU(この曲一番好き。佐藤博さん?ピアノ。), ON THE CITY SHORE ~ TAKE YOU TO THE SKY HIGH, GOLD DIGGER ~ MERMAID PRINCESS, TOUCH AND GO ~ AUGUST RAIN, T'S BALLAD ~ RAMP IN(...ふつうに定番ですね、失礼...), そして、友成好宏 NATURAL SIGN, 米光美保 FOREVER, 杏里 MOONLIT SUMMER TALESなど数々。(DIMENSIONとかあまり聴かないので唄モノばかり)
おそらく天国で、ヨギ・ホートン、リチャード・ティーたちともセッションしてるよ、今頃。だからといってこの先もあまり連れて行かないでね、天国に。

投稿: onward | 2006.06.14 22:01

☆ onwardさん
続々コメントありがとうございます。
角松ナンバーはLiveで映えるアップテンポのナンバーと共に
美しいバラードも名曲揃いですよね。
鍵盤弾かれるonwardさんが好まれるのも当然でしょう。
かけがえのないブレーンである友成さんや小林さん、
時には佐藤さんや故リチャード・ティーが奏でる
美しいピアノのイントロから、曲に引き込まれますし。
「I NEED YOU」や「RAMP IN」は『角松敏生1981-1987』で
非常に情感深く素晴らしい演奏と歌により
リメイクされたテイクが絶品でした。
こういったナンバーを聴いて凄いと思うのは.........
青木さんのBassのロングトーンや“間”です。
歌の内容/世界観、そして歌そのものを
静かに控えめに、でも絶妙のタイミングで演出していく
そのセンスは、間違いなく突出していたと思います。
チョッパーベースによるリフやソロの凄さが入り口でしたが
聴けば聴くほど、あらゆるジャンル/テンポ/曲調で
青木さんにしかできない演出を実感できました。
インストでも、DIMENSIONの原型となった
Guitarist増崎孝司さんのソロ2作や角松インスト2作の頃から
“曲”を尊重しつつ素晴らしいプレイをされてました。
絶頂期のSPEEDからナベサダさんまで
必ずベストな演奏でメインを引き立ててしまうのは
プレイとともにその人柄も大きかったでしょうね。
..........振り返れば振り返るほど、その功績の大きさと
魅せてくれた演奏/遺してくれた音楽の素晴らしさに
感謝したいやら、惜しいやら、収集つきません。
故・青木智仁さんのBassist人生は
本当に素敵でかっこよかったと思います。合掌。
角松にとって、彼の逝去は相当辛い出来事でしょうけど
彼の分まで良質の音楽を発信し続けてほしいです。
もちろん、リスナーとして支持していきたいなと。

投稿: <たぁ> | 2006.06.15 02:50

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