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2007.04.12

好曲[female vocal]☆「Quiet Life」竹内まりや

いわゆる“ハチロク系”(1拍を3連符で捉える8分の6拍子もしくは8分の12拍子?的解釈)の楽曲に惹かれる事が多い。といっても、こういった曲調は千差万別で、ロッカ・バラードと呼ばれるものから、ソウル系、ゴスペル系、カントリー系、演歌系?まで実に多彩(ハネるものもあればハネないものもあるし)。そのテイストの違いは、こういったリズムの中を自由に泳ぎまわるシンガーや演奏者のカラー、およびそのアレンジによるところが大きい。

ところで。竹内まりやという人は、デビュー時にアイドル的側面も持ちながら当時全盛だったニューミュージックと歌謡曲の間に位置する“歌手”として賞レースにも参加していたものの、作家陣の提供楽曲中心ながら徐々にアーティスティックなイメージへ移行し、結婚/活動中断をうまく活用して全曲本人作詞作曲によるシンガーソングライターとしての復帰を果たし、揺るぎない地位を築いている希有な存在だと思う。そして、その魅力は何といっても聴いていて疲れない、まろやかなアルトの歌声♪ おまけに声質のせいか、ウェットな内容の詞を唄ってもどこかカラっとした部分があり、重くなり過ぎない。今は亡きカレン・カーペンターに近い印象はまさにその辺り。そんなまりやさんが自ら書き下ろす楽曲は、引出しの多さで全面的にバックアップする達郎さんの絶妙なアレンジと腕利きミュージシャン達による豪華演奏も手伝って、実にバリエーション豊かだ。緻密なポリリズムが織りなすGrooveが圧巻の「PLASTIC LOVE」みたいな傑作16beatもあれば、「マージービートで唄わせて」や「家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」のような王道ポップス、「とどかぬ想い」(←密かに超お気に入り)や「元気を出して」などのフォーキーなナンバー、「夢の続き」「今夜はHearty Party」に代表される打込み系、そして言わずと知れた「駅」(元々は明菜ちゃんに書き下ろしたんだっけ)「シングル・アゲイン」「告白」の“火サス”御用達ソング達♪・・・いずれも間違いなく竹内ブランドを象徴する一級品ばかり(イメージと180度異なるサスペンス系には驚いたなぁ)。スゴイっ。

そんな良質ポップスの宝庫にあって、あの“最高級の中音域”が実に心地良く映えるのは、実はカントリー・テイストを盛り込んだハチロク系のバラードではないかと自分は感じている(洋楽好きだった両親がカントリーも愛聴してたし、イーグルス育ちだからか?!)。復帰第1作『VARIETY』('84)4曲目の「One Night Stand」を聴いた時の“ハマリ”感は、次々作『QUIET LIFE』('92)を締めくくるこのタイトル曲「Quiet Life」で見事増幅され、迷わずお気に入りリストに加えた記憶が(iTunes登場前の当時はまだ通勤&カーステ用に愛聴カセット編集してた時代^^;)。自分の唄うハチロク系絶品バラードではR&B/ゴスペル的テイストでまとめる達郎さんなのに、奥様仕様の緩やかにハネるハチロク系楽曲となると、同じような一流メンツの演奏で乾いた土の香り漂うトラックを見事に仕上げちゃうんだから、本当に素晴らしいセンス/知識だと思う。これぞプロの音楽家。で、達郎さん+伊藤広規さん+青山純さん+難波弘之さんの鉄壁4リズムに加わるコーラス陣がまた豪華。佐々木久美さん+故・高尾“Candee”のぞみさん(合掌)にまりやさんが入る女性陣もさることながら、村田和人さん+佐藤竹善さん+安部恭弘さんと揃った男性陣も呆れるほどのゼイタクさ! もう反則、掟破り、規格外! こんなにも最高の演奏と最高のコーラスがまりやさんの情感溢れる歌を盛り立てるんだから、今更ながら気持ちイイに決まってる☆☆☆ なんかこう、聴いてるときの染みてくる感覚や聴き終わったあとの余韻がよくてね。じーん。このアルバムは復帰第1作・第2作のインパクト強過ぎたぶん印象やや薄いかもしれないけど、全編とてもキッチリよく仕上げられた作品で十分好印象だった(ベスト挟んだ次作『Bon Appetit!(ボナペティ!)』('01)は収録曲増えたせいかキムタク/ミポリン共演ミステリー『眠れる森』(CX)の主題歌「カムフラージュ」以外ちょっと印象薄いかも.......明らかな聴き込み不足^^;)。

なんで急に竹内まりやmode入っちゃったかとゆーと、昨晩からNHK総合テレビで始まった新しい音楽番組『SONGS』第1回のゲストが彼女だったから♪(26年振りのTV出演だったとか!) 番組最後に何と、5月23日に発売される6年ぶりのオリジナル・アルバム『DENIM』のラスト・ナンバー「人生の扉」を初めてフルヴァージョン披露してくれて、これが......まさに例のカントリー・テイストによるハチロク系バラード......新作への期待に十分応えてくれる素晴らしい楽曲だったので、一気に来月のリリースが待ち遠しくなってしまった次第(番組サイトによれば今回の放送は来週月曜深夜に総合で、水曜朝にBS2で再放送あるそうなので☆見逃してしまった音楽ファンの方はゼヒご覧くださいマセ)。取り急ぎ竹内フェイヴァリッツをiPod nano君に突っ込んで、まりやワールドのツボをちょっと復習しておこう。

時間帯も内容も大人が楽しめそーなNHKの新音楽番組、このまま良質キープで。
さて、ハチロク系好きを再認識したし(^^)いろんな愛聴曲引っぱりだそーかな♪

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コメント

"Quiet Life"っていったら、オレの場合はJAPANだな(笑)

投稿: ΜΟЯΙΟ | 2007.04.12 23:34

☆ ΜΟЯΙΟさん
こんばんは、センパイっ。そー来ましたか!^^;
実はJAPANについての引出しってYMO関連しか持っておらず
かなり米国系音楽偏重気味に育っちまったワタクシです@@
いま、M.カーンやD.シルヴィアンは活動継続中?
懐かしいメンツですネ〜〜。
クワイエット・ライオットならまた別方面に?!(笑)

投稿: <たぁ> | 2007.04.13 02:25

まりや、Quiet Lifeってどんなのだったっけ?
VARIETYは穴が開くほど聴いたんだけど。
ぴゅ~っ、探してきました~。
ありましたありました。あんまり聴いてませんでした。
明日からクルマで聴く事にします。
私的には、まりやは「プラスティックラブ」が好きかな。
「駅」も死ぬほど好きだけど。「恋の嵐」はカラオケで歌うよ~!

投稿: ばーばまま | 2007.04.13 22:07

☆ ばーばままさん
いらっしゃい。夜になっても多摩地区の暴風止まないネェ@@
ちょっと盲点だったでしょ>『QUIET LIFE』
自分も名盤『VARIETY』『REQUEST』は擦り切れるほど
カセットで(笑)聴き込んだから曲順ほぼ覚えてるんだけど
最初からCDで購入するようになったこの辺りから
徐々に記憶怪しくなりだして『ボナペティ!』に至っては
ほんとにヤバ過ぎなほど印象残ってなかった(焦)。
でも改めて聴いても『Quiet Life』は
佳作揃いの気持ちいいAlbumだと思うし
むしろ発売時より今の方が
当時のまりやさんが思い描いてたイメージを
より身近に深く理解できるかもしれないヨン♪
カーステでのおさらい、結構楽しめるかも!
(コチラは本日仕事しながらiTunesでずーっと結婚後の
 まりやさん作品全曲をシャッフルで流してるけど
 改めて良さを確認。てゆーか、あのお声が実に心地良い!)
勿論、楽器小僧?!ゆえアレンジ/演奏が生唾モノの
「プラスティック・ラヴ」は同じく超お気に入り(^^)
(あれ、この曲を学園祭でBANDで唄ってなかったっけ?!)
『QUIET LIFE』復習後のカラオケでは「シングル・アゲイン」
「マンハッタン・キス」「告白」辺りもレパートリー追加?
(そんな路線ばっかりかい!......がはは)
熱唱、いずれ拝聴させていただかなくっちゃm(__)m

投稿: <たぁ> | 2007.04.13 22:58

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