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2007.07.02

好曲[drums]☆「Home At Last」Steely Dan feat. Bernard Purdie

正直に白状してしまうと、スティーリー・ダンの作品をちゃんと聴いたのはドナルド・フェイゲンの1stソロ・アルバム『NIGHTFLY』('82)にすっかり魅了されたあとのこと^^: そして、中期〜後期の作品で顕著となる贅肉を削ぎ落としたような圧倒的な作り込みにはただただ驚愕@@ しかも、それでいて秀逸なPOPSとして成立してるのだから、フェイゲン&ベッカーのオタク?!コンビにはまったく恐れ入る。そんなスティーリー・ダンの作品群でも個人的ベスト3に入るのが、不朽の名作『AJA - 彩(エイジャ) - 』('77)発売当時のアナログB面に収められていた「Home At Last (邦題:安らぎの家)」。邦題は随分あとになってから知ったんだっけ(苦笑)。

LAでレコーディング漬けの日々をおくるメンバー2人がNYへのホームシックを感じながら書いたというこのシャッフルナンバーの肝は間違いなくリズムの要=Drumsを任されたバーナード・パーディーの存在である。彼の叩くドッシリとした、それでいてゴーストノートやハイハットワークの繊細さが光るシャッフルビートがなければ、この曲は恐らく成立していない。いろいろなプレイを組合わせながら、歌が活きるよう、ごくシンプルに聴こえる。特にフェイゲン&ベッカー自らの監修でリマスタリングされた現行CDでは、その名演が一層素晴らしい音質で楽しめるようになった(再編集されたブックレットも充実してるので英文ライナーまで全て対訳付きの日本盤購入がオススメ)。これほどカッコいいグルーヴを気負う事無く生みだせる彼は、やはり本場アメリカが生んだ不世出のドラマーだと思う。やはりシャッフルに定評のあった故・ジェフ・ポーカロが敬愛していたというのもうなずける。この曲やアルバム全体のことをもっとよく知りたくて、先週のHMVトリプルポイントデーでよーやくDVD "THE GREATEST RECORDS IN ROCK HISTORY"シリーズ『STEELY DAN : AJA』をゲット☆ なんと『彩』のマスターテープを使って、フェイゲン&ベッカーの2人が各トラックの音を抽出したりしてアルバム秘話を語り尽くすという垂涎の内容ゆえ(掟破りのお蔵入りテイクまで披露!)前から買おう買おうと思っていた映像作品だ。そして、2人の他に当時参加したミュージシャン達のインタビューやプレイまで収録されていて(ラリー・カールトンやマイケル・マクドナルド、チャック・レイニー、ディーン・パークスetc.のインタビューやら演奏解説!)、お目当ての「Home At Last」についてはバーナード・パーディー自らスティックを握り、彼にしか出来ないあのシャッフル・ビートを叩きながらコメント♪ もう、こんなものが見れるようになったんだから、滅多に思わないけど「長生きしてみるもん」である(^^) このDVDはやっぱファン必携の逸品。つくづくスゴいアルバムじゃん>『AJA』。

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