« 好曲[drums]☆「Home At Last」Steely Dan feat. Bernard Purdie | トップページ | KAZ! KAZ! KAZ! KAZ! KAZ! »

2007.07.02

好曲[piano]☆「Smile」David Sanborn feat. Don Grolnick

夏が来れば思い出す.......のが、LIVE UNDER the SKY。田園コロシアム〜よみうりランドEASTで毎年のように行なわれたあの野外イベントこそ、日本の夏フェスの楽しさを広めた祭典だった。貴重な顔合わせ&演奏が沢山収録されているのだから、いつか全て映像作品としてリリースしてほしいんだけど.......権利関係難しいのかな、やっぱ@@

で、そんな事を思い出しながら今月のリリーススケジュールを眺めていると、いくつか気になる作品があった。キーワードは“David Sanborn"と"Marcus Miller"。まずは我がベース師匠の1人(勝手に慕っている)マーカス・ミラーの2年振りの新作『FREE('07)。サンボーン作品や故・ルーサー作品をはじめとする歌モノでの彼のプレイが好きなので、最近のソロ作は実は入手していなかったものの、今回の新作には何と“デイヴィッド・サンボーン参加”の文字が!(歓喜) 2人が久々にタッグを組んでタワー・オブ・パワーの「What Is Hip?」に挑戦してるってんだから、期待せずにはいられないって。近頃すっかりJazzyに枯れてた印象のサンボーンだけど、やっぱり艶やかにファンキーにアルトを吹きまくってほしいんだよね、彼には。互いの良さを引き出してくれてたらイイな。マーカスがマイルスと演ってた時の定番曲「Jean Pierre」も取り上げてるようだから、久々マーカス熱も上がってくるっちゅーモノ♪

で、そんな新録アルバムが世に出て来る一方で、ワーナー・ミュージック・ジャパンが6〜7月に“FUSION MASTER PIECE 1500”なるキャンペーンで名盤30タイトルを最新24ビット・デジタル・リマスタリングして発売するというニュースに遭遇。ラインナップを覗いてみれば、なるほどいずれも名盤ばかり。本人監修による本国リマスターではないけど、古めの作品群ゆえ日本サイドでのリマスター盤が出るだけでも歓迎してよさそう。その中でも、絶対に購入しようと決意したのが......デイヴィッド・サンボーン唯一の公式スタジオライヴ作品『STRAIGHT TO THE HEART』('84)。自分が思うに、サンボーンもマーカスもこのアルバムでのプレイが一番素晴らしい! 1984年、NY・S.I.R.スタジオで収録されたこのアルバムを迷わず代表作に挙げたい。

全曲お気に入り☆の名盤ながら、最愛の曲が珠玉の名バラード「Smile」。このドラマチックな10分超の名曲は、故・ドン・グロルニックの美しいピアノで始まる導入部を聴くだけで涙ぐみそうになる。それを受けて鉄壁の4リズム(マーカス・ミラー:bass/ドン・クロルニック:keyboards/ハイラム・ブロック:guitar/バディ・ウィリアムズ:drums)によるイントロを経て、サンボーンのアルトによる第一声に到達する。そこから展開される静と動のコントラストは時にロックよりも激しく聴く者を熱狂へと誘う。マーカスのベースはこうした抑揚を演出するのが本当にウマい。彼に煽られて、サンボーンの最高に艶やかなブロウもハイラムの変態?ギターソロも自然に盛り上がっていくのがわかる。何という名演だろーか(感涙)。他の曲にも後日絶対触れておきたいほど、捨て曲なしのアルバム。嗚呼、こんな演奏を作品として世に送り出してくれた事に、いくら感謝しても足りないくらい。やっぱり今回買い直し必至!(なんせ手元にあるのはCD化初期のプレスで定価3,200円だったワーナーパイオニア盤だもんネ〜^^; なんとタスキがラミネート素材のシールでCDケースにべったり貼ってあるシロモノ。剥がせないんだってば.....orz)

#勿論、このアルバムの素晴らしいイメージが強く増幅されているのは、同時収録された全編モノクロの映像Live作品『LOVE AND HAPPINESS』の存在あってのこと。ホーンセクションのオーヴァーダビングを施したアルバム音源に対し、コチラの映像作品は完全にライヴテイクそのまま。甲乙つけがたいLP/CDとのテイクの違いも楽しめるのがまたイイ♪ 音も映像も本物の音楽ファンによる鑑賞に耐え得るだけの素晴らしいクオリティで制作されていて、短編映画を見ているかのような美しさ。これを見た事がない人は実にお気の毒だと思う。てゆーか、ヤバい(笑)。所有のレーザーディスクはまだプレーヤー健在なので見れるけど、いずれDVDに買い替えておいたほうが安全かな、やっぱり(不安)。うーん、久々サンボーン&マーカス熱が上がってきた模様。

|
|

« 好曲[drums]☆「Home At Last」Steely Dan feat. Bernard Purdie | トップページ | KAZ! KAZ! KAZ! KAZ! KAZ! »

好曲[keyboards]」カテゴリの記事

好曲[sax]」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

わたくし、ついこの間「STRAIGHT TO THE HEART」のDVDを
買ったばっかりなんですよ!
(Video持ってますけど、あまり見なくなりましたんで。。。)
あのモノクロの臨場感は、何回見ても途中で止められないほど
スバラシイですね。
まさに楽器を嗜む者にとってのバイブルと言ってもいいんじゃ
ないでしょうか!
いまだに彼らを超えるプレーヤーって、そう多くないですかね。

あっ、七夕イヴのバースデーおめでとうございまっす!
”ヒコボシ王子”っすか(^^ゞ
しかし、つくづく平和な国民性を持ち合わせた方々って、本当に
ウラヤマシイ。。。
今に始まったことじゃないけど、ただの人気者の方が優勝者より
ニュースヴァリュー高いわけ???
若造が大人を前に「笑顔は83点」とか言って、いい気になって
数日後には予選落ちして号泣してるんだから、この国は
まさに”美しい国”だぁ(^_^;)

投稿: romankicker | 2007.07.06 08:30

☆ romankickerさん
こんにちは! 先日はオツカレさまでした(^^)/
おー、『LOVE & HAPINESS』DVD買い替え完了ですかっ♪
おっしゃる通り、ついつい最後まで見入っちゃうんですよネ〜。
良質の短編映画のごとき極上の仕上がり、最高デス。
音を奏でることの素晴らしさ、楽しさを伝えてくれるってカンジします。
とりあえずCD版の『STRAIGHT TO THE HEART』は
上記の最新リマスター盤をマーカス新譜共々ポチっと予約しちゃいマシタ。
(おまけに同日出るスタッフ『STUFF』最新リマスター盤まで一緒に!)
軽くフュージョンmode復活中です〜〜〜。

あ、ヒコボシ王子になり損ねた(おいおい)身に祝辞ありがとうゴザイマス☆
本日また1つ年齢を重ねてしまいましたが、中身は進歩する気配ゼロっす。
そうそう、スポーツ中継で敗者にスポット当てることも大切ではありますが
それは勝者を讃えてからにして頂きたいものデス!
低俗民放のみならず国営放送までもがそんな風潮ですもんねぇ(呆)。
野口五郎のごとく♪美し過ぎて〜と唄ってしまいますヨ(ウシシ)。
とりあえず美しい曲作りましょうネ〜〜♪

投稿: <たぁ> | 2007.07.06 16:31

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/29102/7007921

この記事へのトラックバック一覧です: 好曲[piano]☆「Smile」David Sanborn feat. Don Grolnick:

« 好曲[drums]☆「Home At Last」Steely Dan feat. Bernard Purdie | トップページ | KAZ! KAZ! KAZ! KAZ! KAZ! »