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2007.08.05

好曲[drums]☆「WHERE HAVE ALL THE GOOD TIMES GONE(想い出はるかに)」ELTON JOHN feat. Jeff Porcaro

この秋、初のピアノ弾語りによる来日公演が決まったエルトン・ジョン。もう還暦か〜。説明不要なほどのヒット曲を持ち、膨大な数のアルバムを発表しているアーティストだけに<定番><名盤>の評価も既に出来上がってる......とはいえそれはあくまで一般論だし、音楽に正解も不正解もない!ワケで、自分が好きなモノを好きと言う自由がなくっちゃネ。で、エルトンのアルバム中、自分が一番お気に入りの作品といえば(専門家/熱狂的フリークの方々からは「えー?!」と言われようと何だろうと)1982年発表の『JUMP UP!(ジャンプ・アップ!)』に尽きるっ☆

Jeffこのアルバムは、バーニー・トーピンが作詞で全曲参加したり黄金期のバックBANDメンバーが勢揃いして本格的に復活を遂げたとされる『TOO LOW FOR ZERO(トゥ・ロウ・フォー・ゼロ)』('83)の“前作”にあたる。前作に引き続きクリス・トーマスによるProduceのもと、アルバム中のキーになる数曲の作詞で盟友バーニーとのタッグが復活したのに加え、エルトンの歌とピアノを支えるメンバーに選ばれたのは、アレンジャーとしても一流だったジェームス・ニュートン・ハワード(synth/e.piano)や後に矢沢永吉のアルバムやライヴでも活躍したリッチー・ズィトー(guitar)らで、中でも最も効果的だったと思えるのが......ジェフ・ポーカロのドラム起用!だったと思う。ジェフというと、コンテンポラリーな楽曲でのプレイを思い浮かべがちだけど、TOTOのライヴを観れば分かるように、ストレートなロックを叩かせた時の疾走感は最高にカッコよかった。エルトンとの共演が実現したこのアルバムでもM1「Dear John」やM5「I Am Your Robot」辺りでのオープンハイハットで駆け抜けるドラミングや畳み掛けるよーなオカズのフレーズには思わず鳥肌が立つ☆ このタイコが突き上げられて熱唱するエルトンの歌は実にパワフルで存在感タップリ。また、ジョン・レノンに捧げた名バラードのM7「Empty Gardens (Hey Hey Johny)」でもジェフの繊細にして力強いタイコが歌を一層ドラマチックに響かせているし、同じバラードでもM6「Blue Eyes」ではジャジーな曲調に絶妙なブラシワークで応えてる。結局ジェフの凄い所は、常にその曲に合ったプレイを披露できるセンスに尽きると思う。で、そんな彼の“歌心”が一番効果的に働いたと感じられるのが、M9「Where Have All The Good Times Gone?(邦題:想い出はるかに)」ではないだろーか。シンプルなリズムながら、ジェフの絶妙なハイハットワークがリードしていくAメロに対し、フロアタムをアクセントに据えたサビのドラミングはこれ以上ないほどのグルーヴ感に満ちあふれている♪ エルトンの歌、ジェフのドラミング、ジェームス・ニュートン・ハワードによるストリングス・アレンジ.......良質のポップスとして、これからもずっと自分のお気に入りナンバーとして聴き続けられそう。エルトンの歌と楽しげに会話しているようなジェフのドラミングに心から拍手。

1992年8月5日にジェフ・ポーカロが亡くなって、15年の月日が過ぎた(合掌)。

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コメント

15年ですかぁ。。。
でも、たぁさんと一緒に音楽をやるようになってからも
12~13年ですから、月日が経つのは本当に早いもんですねぇ。
そういえばこの「Jump Up!」も、たぁさんに教えてもらって
聞いたのでした。
エルトンのストレートなロック魂に呼応するようなジェフのタイコは
本当にカッコよすぎ!
ベースにあのスピード感とスリリングさがあるからこそ
コンテンポラリーな曲でのグルーヴ感が出るんだろうなぁ。
「好きなドラマー」とか「師匠」とか、そんなものを遥かに超越した
偉大さをあらためて感じる命日なのでした(合掌)

投稿: romankicker | 2007.08.06 09:14

☆ romankickerさん
ジェフが残した音源は膨大な数ですから
自分たちが知らない作品って、まだまだ沢山あるんでしょうネ。
なんせ、どんなジャンルの曲で叩いても
歌やリード楽器が一番映えるような演出をドラムの立場から
実現しちゃうんですから、本当に凄いと思います、聴けば聴くほど。
そんな中、自分も友人から借りて知ったこのアルバムで
こんなにもストレートでカッコいいジェフのプレイに出逢えたのは幸運デシタ♪
TOTOやコンテンポラリー系の作品だけでは気づかなかった魅力が
このアルバムにはタップリ詰まってると思いますもん。
“エルトンとの共演”だからこそ強く引き出された魅力なのかもしれませんネ。
romankickerさんにも紹介できて光栄です!
ジェフのハイハットさばきには、聴き込む程に惚れ込んじゃいます、ハイ。
偉大な故人に拍手。

投稿: <たぁ> | 2007.08.07 06:21

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