“久々三つ巴”と呼ばれる今季F1最終戦。
とはいえ、数値上はどう考えてもハミルトン優位。今回もバトン/琢磨と共にフリー走行初日のチーム不手際による使用タイヤ関連の審議を受けるもペナルティは罰金だけで済んだし、相変わらず“優遇”されているのはやはり大英帝国期待の星だからか(だったら我らがデイモン・ヒルの時ももっとバックアップしてほしかったよ......とほほ)。となればなおさら、夏場のアロンソへの厳しく不可解なペナルティの重さを実感するし、悔しさも残る。そして昨夜の予選・3Qにおけるラストアタックへの流れ。ハミルトンとほぼ同時にピットへ招き入れて後ろで待機させられたことから、チェッカー前にコントロールライン通過するためにアウトラップでの猛プッシュを強いられ、あげくソフトタイヤの旨味がアタック時には半減していたというから、マクラーレンの“意志”を感じずにはいられない。一方のフェラーリも、“空気読めない”マッサ^^;が地元GPで張り切ってポール・ポジション獲得。ライコネンとのピット戦略の違いがどうなっているのか、大いに気になるところ。もっとも、こーなったら身勝手同士のマッサとハミルトンがスタート直後からバトル繰り広げて“もしも”の展開になってくれたら......ライコネンとアロンソの間でタイトル争われたりしてネ(それが自分の希望なのか?!......ウシシ)。とにかく先輩達には意地を見せてほしーのだよ、新人チャンプがあっさり誕生しないように、F1の威厳が保たれるよーに。ヨロシクね。その一方、金曜日の中嶋“Jr.”一貴君の走りにはちょっと感動☆ 初レギュラー、初ブラジル、しかもウェット路面。そんな状況下の午後フリー走行で将来性抜群の同僚ニコ・ロズベルグと僅か0.009秒差の8位は大健闘デショ。“雨の中嶋”伝説は引き継がれるのかな? もっとも土日はドライ路面とのことで、予選もちょっと苦戦した模様。決勝では、来季正式起用につながるモノが発揮できたらよいネ。ウィリアムズのマシンでデビューする後輩君を、辛いマシンで闘うジャパニーズドライバーの先輩達はどんな目で見つめているのやら(羨望?!)。来季不透明なフィジコやラルフの“現役続行アピール”にも注目したいし、さらなる躍進を印象づけたいBMWザウバーやレッドブルの走りも含め、今宵の最終戦はほんとに見所だらけ。CX地上波も生中継だし、Macでタイミングモニター睨みながらじっくり見届けちゃうもんネ(ワクワク)。繰り返すけど、マッサが特攻仕掛けたら......母国GPだからそれはないか、表立っては(爆)。それにしてもHONDAもTOYOTAも影薄いこと。母国バリチェロと安泰トゥルーリが頼みの綱? そしてルノーの2人の最終戦は如何に。
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コメント
^^
遂に。
遂に!!
でかした、らいこねん!!
不運に襲われる事の無い安定したマシンは、
見放さなかった!!
^^
^^
残念だけどはみるとん。
ちみには来年がある。
ある?
来年もらいこねんでしょ^^
^^
投稿: ひろぽんっ♪ | 2007.10.22 02:35
☆ ひろぽんっ♪さん
いやー、シビレましたネ、狂気の最終戦!
こんなことってあるんだなぁと。
終盤4戦で3勝+日本GP3位の激走魅せたライコネンには
チャンピオンになる資格が十分ありましたネっ。
空気読めないマッサも見事なチーム戦略で貢献したし(笑)
白い部分が減って往年のカッコよさを取り戻した
今季の跳ね馬マシンはお気に入りの1台デシタ。
久々です、赤組の勝利を心から祝福できるのは(ぎゃはは)。
ライコネン&アロンソの二人が“チャンプ獲得経験者”として
21世紀のF1を牽引していくことこそ、理想的な状況デショウ♪
そのアロンソのタイムがまったく上がらなかった辺りに
ハミルトン勝たせたいチームの謀略も頭よぎりましたが@@
ハミルトン自身がアロンソの経験に負けた1コーナーの攻防が
今日のドラマを暗示していたように思います。
神様も「贔屓に頼らず傲慢さを捨てて勝て」と試練与えたのデショウ。
一貴くんもピットでの一件はさておき
(クルーが持つ準備中のタイヤに左フロントタイヤが軽く当たって
向き変わっちゃいましたね......変な汗がでました、一瞬^^;)
レース中の自己ベストタイムが全体の5番手!というのは立派。
相棒ロズベルグを上回ったんですから、有望です(TOYOTA系最速)。
来季シート確保できたら、ますます楽しみです。
ま、ホンダ/ルノーにとっては思い出したくもない一戦でした......orz
チャンプ獲得でチームの信頼も得て、来季のライコネンは
ますます強くなる予感があります。オフのマシン開発がカギですかネ〜。
アロンソの移籍問題を中心にシート獲得競争も目が離せませんし
オフもF1ワールドに注目しときマショ〜〜〜〜〜(^^^)/
投稿: <たぁ> | 2007.10.22 13:53