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2007.11.19

文化継承:美しきピアノの音を守れ。

ベーゼンドルファー。あまりクラシックや本格的ジャズの知識を持ち合わせない自分がこのオーストリアのピアノメーカーを知ったのは、ジャズ・ピアニスト木住野佳子(きしの・よしこ)さんのアルバム『YOU ARE SO BEAUTIFUL(ユー・アー・ソー・ビューティフル)』('99)のクレジットでロゴを見かけたときが最初だった。YAMAHA・KAWAIの国産メーカーの他には、盲目的に「スタインウェイは凄いんだって」程度の認識だったため、このロゴの発音の仕方と木住野さんの繊細な演奏と共に、新たな伝統的ブランドを知る事が出来て何か得したような気分だった。その世界屈指のピアノ製造会社・ベーゼンドルファーがこのたび売却されることになったそうだ。21世紀に入ってあらゆる分野でインフラや生活習慣が劇的に変化していく中、オーディオやカメラの世界もそうだけど、こうした伝統的産業の老舗が経営的苦境に追い込まれてしまうのは余りに惜しい。“音”の芸術は一朝一夕に成立するものでは決してないし、ここは文化遺産として存続・継承されていくよう、心ある信頼すべきパートナーが早々に決まることを祈りたい。

#ちなみに木住野さんのアルバムで自分が一番愛聴しているのは、実はベーゼンドルファーと契約する前にフィリップ・セスのプロデュースで制作されたNY録音作品『RENDEZ-VOUS(ランデヴー)』('97)だったりする^^; 惜しくも今年亡くなった故・マイケル・ブレッカーもM3でテナー・サックスを吹いている本作はJazzフィーリングとPopテイストのバランスが実に程よくて、聴く場所やシチュエーションを選ばない。リリカルな木住野さんのピアノが心地好く響くよう、天才キーボーディストのフィリップが見事に演出していて、Jazzを普段聴かない人にも優しい作りの好盤☆

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