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2007.11.23

U-22日本代表、男子サッカー'08北京五輪アジア最終予選突破を酷寒の国立最上層で見届けた夜。

U22_071121aU22_071121bU22_071121c満員のスタジアムにして応援しなければいけない“本気勝負”の試合というのは滅多にない。そして、11月21日(水)U-22日本代表が来年2008年開催の北京オリンピック出場権を賭けてU-22サウジアラビア代表と戦う試合はまさにそういった位置づけだった。当日昼、授業の合間に近くのローソンへコカ・コーラを補給しに行った際、Loppiで検索すると......カテゴリ−4・アウェイ側席のチケットがまだ購入可能であることを知り、気がつけばレジで支払いを済ませて発券してもらっていた。観戦(参戦)決定の瞬間であった。かくして決戦の地・国立競技場へ足を踏み入れたのは、それから6時間半程経過した19時過ぎ。試合開始直前のスタジアムは、これまでの動員苦戦が嘘のように大勢のサポーターで溢れ、カテ4の空席は既に捜索困難な上、通路でもまったく身動きできない危険な状態。背後で試合開始のホイッスルが歓声に埋もれる中、スタンド最上層まで何とか這い上がるも、同じく立ち見で応援する人々で超満員。どうすべきかと直立状態で思案していたところ、バックスタンド指定席ブロックの最上層まで開放されたのでそちらに移動し、右手に聖火を拝みながらバックスタンド最上層のややアウェイ寄りにてバーにもたれての立ち見観戦ポジションを確保。ようやく意識をピッチに向けることが可能になった。するとこの夜日本最大の危機が! サウジが放ったシュートがゴールネットを揺らすかと思った瞬間、ボランチで先発出場していた青山敏(広島)がそこに! 自他ともに「今宵のMVP」と口にして当然とも言える、値千金のクリアだった(称賛)。危機一髪相手の先制を阻み、その後も数回のピンチを乗り切るうちにどーにかスイッチ入ったのか、前線のメンバーが積極的に動き、相手裏への飛び出しから何度かゴールに迫るようになった。梶山(東京)を負傷で欠く中盤は、青木敏&細貝(浦和)のWボランチが底を支えながら、両サイド本田圭(名古屋)水野(千葉)と豊富な運動量の柏木(広島)がようやく噛み合いはじめ、李&岡崎の軽快な2トップを交えて幾度か決定的なチャンスを演出した(ただしビッグマウス本田圭には未だ超不満。もっとやれるだろ〜〜!)。しかし、まるであの中東No.1GKだったアル・ディ・アイエを彷彿とさせるサウジGKアリの、これまた信じられないようなスーパーセーブによって阻止されてしまう(彼は長身で機敏で実に素晴らしいと思う)。それでも両ゴール裏を中心としたホームの声援は選手を鼓舞し続けた(ただ、バックスタンド指定席を埋めた人々の多くは......寒さのあまりポケットに手を突っ込んだままお通夜のごとく黙って観戦してるだけ......いったい何しに来たわけ?! だったらぬくぬくと自宅でTV観戦してりゃいーじゃん! 国立来たんなら手を叩くとか声を張り上げるとかしろっちゅーの!......怒)。寒風吹きつけるなかハーフタイム〜後半へと突入し、両チームのバトルは一段と激しさを増していくものの、守護神・GK西川(大分)と鉄壁3バックを形成する伊野波(東京)水本(千葉)青山直(清水)がことごとくサウジの攻撃を封じ、試合はいよいよ終盤へ。冷たくなった指先もつま先も感覚が失われていく中、気持ちは熱くなるばかり☆ 気がつけば、水野と柏木が相手陣内のコーナー付近でボールを回して“価値ある引分け”への準備を開始。アウェイのカタール戦で終了間際に痛い逆転負け喫した教訓が、この“意思疎通”を生み出した模様。あの敗戦が彼らを成長させたという証しだった。後半45分も消化してロスタイムは2分。サウジが最後の反撃を試みるも、ケガから見事復活したGK西川を突破するのはあまりに困難なミッションだった。遂に主審がホイッスルを吹き、波乱の北京五輪アジア最終予選・ラストゲームはスコアレスドローに終わる。それはすなわち、U-22日本代表がグループ1位で出場権を獲得した瞬間だった☆ ピッチで、スタンドで、一斉に歓声が沸き上がり、例の青いフラッグがいたるところで一斉に振られる。そう、この瞬間に立ち会うために、自分は国立へと足を運び、声援をおくったんだと再認識した瞬間でもあった。4年前、雨の国立でアテネ五輪出場を決めた試合を見た時は、大久保の得点シーンに沸き、熱きゴール裏で観戦したせいもあって、もっと興奮していたのに対し、今回は「ようやく辿り着いた」「なんとか勝ち取った」という安堵感が大きい。発足当時主力メンバーだった平山(東京)カレン(磐田)はこの夜ベンチから外されたし、谷口(川崎)や家長(G大阪)田代(鹿島)は残念ながら招集されず。梶山や中村北斗(福岡)本田拓也(法政大)が負傷離脱していくなか、柏木/梅崎(大分)/興梠(鹿島)/内田(鹿島)/森島(C大阪)/林(流通経済大)らU-20組が合流後着実に化学変化を起こしていったのは、ある意味必然だったのかもしれない。そんな激動の日々を乗り切った反町監督には、心からおめでとうと言いたい。病床のオシム日本代表監督への想いもあっただろうし、試合後の挨拶にはグっときた(水本や水野の涙にも)。

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ここから来年の本番に向けては、当然競争激化するわけで、最終的に誰が北京のベンチ入りを果たすのか、非常に興味深い。家長やカレン、谷口、中村北斗辺りにはぜひ再び台頭してきてほしいし、東京サポとしては、伊野波&梶山の選出を確信する一方、相太については正直期待してない(ウチのチームにいないかもしれないし...爆)。バックラインが3バックか4バックかにもよるけど、中盤の構成をどうするのか。攻撃的に行くなら、Wボランチに梶山+本田拓(青山敏)、トップ下に梅崎+柏木+水野なんてのを見てみたいんだけど(4-2-3-1)。ボランチはFWと並んで最大激戦区かな。サウジ戦では細貝も青山敏も守備だけでなく前線への攻め上がりなど攻撃面で魅力あってすごくヨカッタし。とにかくこの日、急遽国立へ足を運んだ甲斐はあった♪ 選手もスタッフもサポーター、みんなおつかれ。風邪ひいてなきゃいーんだけど^^;(ちなみに最高殊勲者の青山敏選手は試合中の接触で右足指を骨折していたらしく、今季残り試合は絶望とのこと。これほどまでの大きな代償を背負って最後までプレーした彼の労をねぎらいつつ、早期完治と広島J1残留を祈ってあげようと思う)

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