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2008年5月の記事

2008.05.27

好曲[arrange]☆「Ramp In」角松敏生 strings arranged by 大谷和夫

角松作品には、メロディもアレンジも非常に美しいバラードナンバーが多いと言わているし、実際自分もそう思う。そして、いくつかの名バラードには素晴らしいストリングスアレンジが施されている。作詞・作曲・アレンジ・プロデュースを自らこなす角松ながら、弦楽器の編曲は信頼できる人に任せていて、活動凍結間近〜解凍・活動再開〜現在においては小林信吾氏が手掛けている。しかし、凍結前の活動中期作品において、我々はブックレットに掲載された“Strings arranged by 大谷和夫/Kazuo Ohtani”の文字を常に目にしていたような......あまりに当たり前のタッグと受け止めていたせいか、解凍後の活動でも大谷氏が多少は関与しているものと思っていたほどだ(実際はすべて信吾さん編曲だった)。具体的には『T's BALLAD』('85)〜インストアルバム第2弾『LEGACY OF YOU』('90)までだったようだ(驚......それ以前は佐藤準さんか)。バラード作品に限らず、『TOUCH AND GO』('86)の冒頭、「Overture」から続く「Take Off Melody」や前掲『LEGACY OF YOU』ラストのCMタイアップ曲「Parasail (at Ramada Beach)」のようなアップテンポの打込みナンバーにも、青く澄んだ空をイメージさせるような広がりある旋律をフィットさせてしまうセンス。中期?角松サウンドには欠かせないブレーンの一人だったに違いない。

そんな大谷氏が元SHOGUNのキーボーディストであり「アンパンマンのマーチ」や西城秀樹「Young Man (Y.M.C.A.)」杏里「Cat's Eye」のアレンジャーだと知ったのは......不覚にも5/26報じられた訃報記事でのことだった(今にして思えば、角松とは杏里の作品を接点に知り合ったのだろうか)。これだけ幅広いジャンルの作品に携わりながら、いずれも多くの人に愛されるよう仕上げてしまう手腕を持ったミュージシャンだっただけに、61歳での他界というのは、業界的に大きな損失だと思う。“空”“空港”をテーマにした作品の多い角松には、あの美しきストリングスアレンジが実によくマッチしていた。おそらく2人のタッグで一番印象的なのは、やはり日航機墜落事故の犠牲者に捧げて作られた『T's BALLAD』収録の「Ramp In」オルジナル・テイク。歌・演奏・吉田美奈子さんのコーラスとともに、大谷氏の編曲によるストリングスの詳細なフレーズまで容易に思い出す事のできるこのナンバーを聴き返しながら、静かにご冥福をお祈りしたい。合掌。

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2008.05.23

祝☆俊輔セルティック逆転リーグ優勝!

Shunsuke_celtic_3辛口で知られるあのセルジオ越後氏が「歴史に残るゲームだ」と珍しく?!大絶賛した2007-2008シーズンの欧州チャンピオンズリーグ決勝戦@モスクワ。イングランド勢2チーム(マンチェスターユナイテッド/チェルシー)の間で120分以上に渡り繰り広げられた激闘から一夜明けた5月22日[Thu.]、スコットランドプレミアリーグ(SPL)は第38節=最終節を現地19:45(日本時間23日03:45)より同時開催。セルティックはダンディーユナイテッドと、レンジャーズはアバディーンと、いずれもアウェイでの対戦となった。アバディーンvsレンジャーズをJ SPORTS 2が急遽生中継してくれると知り(!)BBC SPORTサイトの英文Live Textでセルティックの様子を気にかけつつ、宿敵のゲームをTVで追う事にしたら......噂通り?ホームでの試合に滅法強いアバディーンの奮闘ぶりに勇気づけられる展開♪(ピッチ上もスタジアム全体もレンジャーズが勝つのは容易じゃない雰囲気!) 前半を終えて、どちらの試合も0-0。セルティックは俊輔が何本もクロス上げてるようだったけど決めきれなかった模様@@ そして後半、両者は明暗を分ける。勝利への執念を見せる俊輔は後半早々にイエローもらってしまったらしく(ペナルティエリアで倒されたのにダイブと判定されたみたい......悔)後半15分にスコット・ブラウンと交替。おそらくストラカン監督としてはもう1枚もらって退場になるのを避けると当時に、日本代表合流を控えた俊輔が相手からのチャージで負傷したり体力消耗するのを回避してくれたように思う......勝手な憶測だけど☆ それとほぼ時を同じくして......宿敵レンジャーズはアバディーンに先制点を奪われる失態! 共に勝って勝ち点で並び、得失点差の勝負になると思われたリーグ優勝の行方はここで大きく変わり、勇気づけられたのか今度はセルティックが後半27分にヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンクのゴールで待望の先制点奪取♪ その報と残された試合時間に焦りを覚えたのか、レンジャーズは後半32分にアバディーンに追加点を与えて万事休す。気持ち途切れた背番号10のNOVOは相手に悪質なタックル喰らわせて1発退場。レンジャーズはまだスコティッシュカップ戦決勝残してるのに(なんとまたまた中1日@@)さらなる蓄積疲労と10番不在を余儀なくされるわけだから少々お気の毒.......だけど仕方ないよネェ^^; かくして1-0で勝ち切ったセルティックは数週間前に諦めムードだったことが信じられないような、奇跡の逆転リーグ優勝=3連覇を成し遂げてしまった☆☆☆(歓喜!) 今日の試合こそ途中交替してやや不完全燃焼になってしまったものの、先日のグラスゴーダービー“オールドファーム”で豪快なゴール決めて反転攻勢を決定づけたし、何より移籍後の3シーズンすべてチームをリーグ優勝に導いてるんだから、我らが中村俊輔の存在はデカい(ヘッセリンク/俊輔/マクギーディーの貴重な3ショット。守護神ボルツと得点王獲った豪州代表マクドナルドを加えた5人が立役者デショ。それと、シーズン終盤の今春に闘将ニール・レノンがコーチとして戻ってきてくれたのも影響大だったと思う。来季はオシムさんの檄に応えて水野も貢献しなくちゃネ。近頃やたら俊輔をライバル視してくるスコットランド代表レフティーのロブソンは少し黙ってろというカンジ)。ひざ故障で不在だった昨秋〜年初の苦戦から一転、俊輔復帰で持ち直したのがつい昨日のように思い出される。CL敗退後に再びチームが下降続けたものの、諦めずに勝ち点積み上げていくチームのキーマンはやはり俊輔だったし。劇的な最終節での逆転優勝決定&3連覇達成、十分誇っていい。今宵は存分に優勝の喜びを仲間やサポーターと分かち合って、また先日亡くなったヘッドコーチの故バーンズ氏に勝ち取った栄冠を捧げて、明日無事に帰国してくれれば。いまだに信じ難い、シーズン終盤の大逆転劇であった(拍手♪)。さー、次は2010南アフリカW杯・アジア3次予選突破だーっ!

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2008.05.18

憧れは太平洋を超えて ☆ an Asian male singer meets JOURNEY.

ブロードバンドの普及がもたらした動画投稿サイトの隆盛は、最早政府・各省庁にはびこる悪徳政治家や官僚の自己都合と組織防衛を最優先する無駄だらけの古典的外交@@より遥かに迅速かつダイレクトな情報交換を可能にしたのかもしれない......なんてネ。

ジャーニー(JOURNEY)が新しいヴォーカリストを迎え入れた」と報じられたのは昨2007年暮れのこと。話題の人=Arnel Pineda君は何とフィリピン国籍の男性シンガーで、母国でRock系コピーバンド"The Zoo"(一応オリジナル曲も演ってた様子)のヴォーカル担当として活動中だった。そんな彼らのライヴ映像がYouTubeにアップされ、紹介を受けて映像を見たNewアルバム制作中のジャーニーは......早速コンタクトを取り、当人をサンフランシスコに呼び寄せてオーディションを行ない、正式決定に至ったんだとか。話を聞いただけでは、申し訳ないけど半信半疑。そりゃ「一時代を築いたジャーニーが素人みたいな人を正式加入させちゃってイイわけ?」と思うでしょ、誰だって。そこで、真実を確かめるべく、YouTubeで噂の「Faithfully」コピー演奏映像を恐る恐るチェックしてみると.........バックメンバー達の非常につたない演奏@@とはまるで次元の異なる、それこそ全盛時のSteve Perry本人かと耳を疑うような見事なハイトーンVo.でArnel君の歌う姿が確かに!!!!!!

ニュースの原稿を読んだだけでは半信半疑だったけど、これ見ちゃったらニール・ショーンもジョナサン・ケインも度肝抜かれて当然だったかも♪ 声質、節回し、表現力......新曲はもとより、過去のヒット曲も交えてこれからツアーを行なっていくにあたり、これほどの適任者はいないデショ、普通☆ マジ驚いた。容姿もまぁオフィシャルサイトで公開された写真ならBAND的に違和感なさそう(ペリーさんもアジア系っぽかったし、それより既存メンバーはすっかり50代なわけで...)。最新ラインナップはNeal Schon (guitar), Jonathan Cain (keyboards), Ross Valory (bass), Deen Castronovo (drums) and Arnel Pineda (vocals)ということになった。
JOUNEY official website : http://www.journeymusic.com/
かくして正式加入した彼のヴォーカルにより、ジャーニー3年振りの新作『REVELATION』('08)完成の報が遂に☆ 既存メンバー達が新しい仲間に確かな手応えを感じたのか、新作アルバムは2枚組で発売されることになり、何とArnel君のヴォーカルと共に新録音した主要ナンバー満載のDisc 2をカップリング! 気になる収録曲は1. Only The Young 2. Don't Stop Believin' 3. Wheel In The Sky 4. Faithfully 5. Any Way You Want It(お気に召すまま) 6. Who's Crying Now 7. Separate Ways (Worlds Apart) 8. Lights 9. Open Arms 10. Be Good To Yourself 11. Stone In Love。まさに新録グレイテスト・ヒッツ状態☆☆☆ 米国内ではこれに今年3月初頭の新Vo.御披露目ラスヴェガス公演を収めたDVDも加えた2CD+DVDの3枚組を、イーグルス新作『LONG ROAD OUT OF EDEN』('07)同様に近頃流行りの?!大手スーパーチェーンWalmartを通して販売するんだとか@@ じゃあそれ以外の国で入手するには?って思ったら、ヨーロッパではDVDを省いた2CD仕様での発売がめでたく決定!(しかもボーナストラック1曲追加収録) 販売元となるFrontiers RecordsのMY SPACEページで公開されている新曲2曲「Never Walk Away」「After All These Years」を試聴したら......120%我々がイメージする全盛期のジャーニーなんで、ちょっと鳥肌が(現STEPS AHEADドラマーのスティーヴ・スミス時代と比べると、彼のどこか繊細なプレイに比べてディーンのタイコは重くパワフルだけどネ)。元気さ変わらぬニールのギターを大フィーチャーした前者はサビのコーラスと共に爽快なArnel君の歌が突き抜けてくるし、ヒット作「Faithfully」を彷彿とさせる(キーもBだし^^;)王道バラードの後者は、アメリカン・ロック育ちの耳を見事直撃。これは想像以上にウェルカムな人材補強だったと往年のリスナーとして納得。気になる方は思い切ってアルバム買っても後悔しないデショウ♪ ところで国内盤発売は......どっか手を挙げないかな?



それにしてもマドンナがPV出演者をYouTubeで探して日本人ダンサー起用したり、ホント世の中変わった。それと、クリカンこと栗田貫一氏が故・山田康雄氏のモノマネを出発点としながらリスペクトの念を持って現在もルパン三世の新作に携わっているように、今回のジャーニーVocal人事も憧れから“ホンモノ”になってしまうという現代のサクセスストーリーみたいで、ちょっと感動。

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新ラインナップの米国のTV番組に出演してミニLiveを披露。

......ライヴに関してはもうちょっと修行が必要かな>アーネル君^^;
スタジオでレコーディングされた新曲達はもっと遥かに好印象だったワケだし
欧州盤が最新ライヴDVDを省いて2CDでリリースするのは正解だと思う☆

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2008.05.17

中村俊輔リーグ3連覇への道が再び見えた☆

Shunsuke_celtic_3欧州各国同様、大詰めを迎えているスコットランド・プレミア・リーグ(SPL)。5月13日時点において、俊輔の所属するセルティックは既に37戦を終え、22日開催の最終節1試合のみを残して現在勝ち点86の首位。一方で2位につけるレンジャーズはUEFAカップ決勝まで進んだこともあり(惜しくも準優勝に終わった)2試合消化遅く35戦を終えて勝ち点82で、残り3試合を全勝すれば優勝できるという理論上のアドバンテージを手にしていた。とはいえ、消化遅かったツケがリーグ終盤の超過密日程を招いており、そこにセルティックは勝機を見いだして連勝でプレッシャーをかけ続けてきた。そして今宵、アウェイのマザーウェル戦に臨んだレンジャーズは、29分に先制したものの50分にホームのマザーウェルが同点弾を決めてそのままタイムアップ、勝ち点1を積み上げるに留まり......36戦消化で2試合残して勝ち点83の2位となった......(いつも助かるBBC SPORTのLive Text、初めてレンジャーズの試合追っちゃった^^; 試合中はサクサク更新してくれてたのに、試合後少ししてからはサイト全体にアクセスできなかった......まさか2強が気になって世界中からアクセス殺到?!)。これが何を意味するのか。仮にセルティックが残り1戦を、レンジャーズが残り2戦を共に全勝した場合は勝ち点89で並ぶワケで(!)優勝は得失点差で決まる。現在得失点差はセルティックが+57でレンジャーズが+50だから、今夜の時点でなんとセルティックには得失点差+7のアドバンテージが☆☆☆(フットボールのスコアでこの得失点差を一気に埋めるのは同一リーグ相手じゃほぼ不可能でしょ......我がFC東京は去年“多摩川クラシコ”で川崎Fに7点取られたけどねぇorz) さらにレンジャーズはUEFA杯を逃した悔しさと連戦の疲れを癒す間もなく(弱小チーム相手ながら)中1日で19日・月曜日に1試合こなした上で22日・最終節に臨まなければならない緊急事態@@ 連勝どころか理論的アドバンテージを失ったショックと疲れからさらに取りこぼす可能性すらあり、その場合には得失点差以前の問題、つまり勝ち点で決着がつく。一方、首位セルティックは3日間の休養を終え、万全の状態で最終節を迎えるべく調整中。折しも皮膚がんで闘病中だったヘッドコーチのバーンズ氏が今週51歳の若さで逝去(合掌)したため、おそらく彼に捧げるべく逆転リーグ優勝達成に賭ける想いを一層強くし、団結していると容易に想像がつく。リーグ戦終了後すぐに帰国してキリンカップ〜2010アフリカW杯・アジア3次予選を闘う日本代表に合流予定の俊輔にとって、3連覇成し遂げての凱旋は間違いなく好影響を及ぼすと思うし、その可能性は今宵間違いなく高まったと確信する。22日の最終節、願わくば自らのゴールで栄冠勝ち取ってくれることを願う。勝利あるのみ。行けるぞ、シュンスケ☆

#ちなみに今日ホームでドローに持ち込んだマザーウェルの今季躍進はマッギー監督の手腕によるものと言われている。先日のJ SPOTS『Foot!』東本貢司さんスコットランド取材でのインタビューによれば、彼は元セルティックの選手であり、現・セルティック監督のストラカンさんを過去一緒にプレーした中で一番巧い選手に挙げてたりした。ひょっとして、しっかり援護射撃してくれたのかも(感謝)。

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Takumaの価値。

06f1suzuka_ts1SUPER AGURI F1 TEAMがトルコGP目前で2年半に渡るF1活動を終えて、あっという間に10日間が過ぎた。ご多分に漏れず、チームの要だった佐藤琢磨選手の去就が気になって仕方がない。HONDAワークスの不手際(バトンのウィリアムズ移籍を見込んでバリチェロを獲得したらバトンが一転残留決意)で追い出された頃の彼は確かにミスや焦りが目についたものの、その後新参SAF1のエースとして遅く曲がらないマシンを労りつつねじ伏せて上位陣と戦い続けた彼の走りは、日本人や日本企業チーム以外のF1関係者・F1ファンにも地味ながら着実に印象残せたのではないだろうか(もっとも日本が誇る多くの一般大企業は、琢磨やSAF1の奮闘を見てもF1/海外モータースポーツチームという世界をスポンサードしたくなるほど魅力的には感じてくれなかったらしい......orz)。それだけに2008年シーズン序盤で突如シートを失ってしまった彼を惜しむ人々が相当数いるような気がする。F1関係者もファンもマスコミも、真っ先に予想するのはやはりHONDA F1 TEAMへの復帰。確かに通算出走回数しかトピックにならないミス続きのバリチェロを今季で切って琢磨とリプレイスする可能性は十分考えられる。とは言っても、チームの実質的なボスとなったロス・ブラウンはフェラーリ時代の記憶に縛られてバリチェロを切らないかもしれないし、ましてや無能でトラブルメイカーのCEOニック・フライがどう立ち回るのか予測不能(ホンダはいつまでアイツを使ってるんだ?)。日本サイドのホンダ上層部はどんな判断を下すのか。
 ただ......琢磨にとって、本当にHONDA F1復帰が一番イイのだろうか。国内外問わず「彼はホンダ育ちだから」とか「ホンダ(や日本系チーム)が助けてあげなくちゃ」って見られてしまうのは、彼や日本人ドライバーにとってむしろマイナスイメージになりやしないだろうか。ここ数日、頭を切り替えていろいろ考えてみた。たとえばセナがマクラーレンHONDAで連勝重ねてブラジル国内でホンダのイメージが向上したように、琢磨(や日本人ドライバー)を走らせて、日本のマーケットにアピールしようというメーカーが現れないだろうかと。そして、ふと頭をよぎったのが......ルノーF1 TEAM。今季復帰したアロンソは過去2回チャンピオンになった実力がホンモノであることを見事証明しているものの、マシンの信頼性やポテンシャルにまだ難あってフェラーリ移籍の噂が絶えない。加えて新人ピケJr.がそのマシンにてこずっているのか、想像以上に結果出せていない。そんな状況だからこそ、アロンソの相棒にせめてポイント獲得できそうな経験者を乗せるか、アロンソ離脱に備えて経験値のあるドライバーをピケJr.の相棒にキープしておくか.....なんてルノー首脳陣が考えてはいないだろうか。そして、親会社ルノーのカルロス・ゴーン会長が、いっこうに台数伸びない日本市場へのカンフル剤として、経験も日本での人気もある琢磨獲得を現場に指示したなら......あながち有り得ない話でもないってゆーか、琢磨・ルノー双方にとって悪くない選択肢のように思えて仕方がない。日本系チームのマシンに乗ってもある種“当然”“贔屓”といった印象になってしまうなら、むしろ“海外メーカーも認めた実力&経験”とアピールできた方が琢磨にも後進の日本人ドライバーにも間違いなくプラスに作用する☆と思う。そんな事を漠然と妄想していたら......なんとルノーのお膝元・フランス国内でメディアが「琢磨、夏にもルノーをテストか?!」なんて記事にしているそうでビックリ! 真偽の程はさっぱりわからないけど......こりゃ、ひょっとしてひょっとする?!(おそらくピケJr.にプレッシャーかけるための報道って見方が強いみたいだけど^^;)

#もっとも、日本市場におけるルノーの苦戦は、ひとえにルノー・ジャポン(特に本社)のやる気のなさが最大の問題。現行モデルのルーテシア3(本国名:CLIO)を1年半所有したからこそ断言できるけど、ルノーのクルマは本当によく出来てる。世界最高水準の衝突安全性や絶妙な乗り心地・卓越した直進安定性etc.実力は申し分ないだけに、本当に惜しい。琢磨獲得が実現した際には、いい加減本気になってくれるか、あるいは日産と訣別して心あるインポーターに任せていただきたい。

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2008.05.14

Maybe, it's only a long vacation for TOTO.......so, I wanna believe.

080331a080331bこれまでありそうでなかったTOTOとボズ・スキャッグスのジョイント来日公演という夢のようなツアーも、東京〜横浜〜大阪〜名古屋〜東京と大成功を収める中(3万人超の動員を記録したんだからスゴイ☆)遂に3月31日(月)最終日を迎えた。水道橋・東京ドーム敷地内に新設のJCBホールこけら落とし公演となった初日の衝撃に、終演後すかさず最終公演チケットを確保できたのは、2007年度下半期末日で渋滞だらけの都内を抜けて独り有楽町へ駆けつけた。10日間あまりの日本滞在/公演実施で煮詰められたステージは果たしてどんなものになるのか、そして、報道を通して伝えられているルークの「TOTO無期限活動休止」発言の真意がどこにあるのか、この目と耳で確かめたいと思いつつ、iPod nanoで『BOZ SCAGGS GREATEST HITS LIVE』『DIG』から抜粋した3/20初日公演復習セットリストをBGMに開演待ち(ちなみに会場内で流れるBGMはジョイント来日迫るシカゴ/ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースのナンバー)。

19時過ぎに早速ボズのステージがスタート。
今回の来日メンバー8名はこのような顔ぶれだった模様:
RICHARD PATTERSON (b) / CURT BISQUERA (ds)
JON HERINGTON (gt) / PAUL NAGEL (kb)
ERIC CRYSTAL (sax, flute, kb) / DAVE SCOTT (tp, kb)
BARBALA WILSON (back vo) / MONET OWENS (back vo)
ベースのリチャードだけは、敬愛するデヴィッド・サンボーン来日公演でややタイト過ぎる?ほどのスラップをビシバシと決めながらバンマス的役割果たしてるのを数回観たことあったけど、あとのメンバーについては自らの不勉強により残念ながら予備知識ゼロ@@ ところがドラムのカートは、ミック・ジャガー/エルトン・ジョン/トム・ペティといったロック界の大御所達からジョシュ・グローバンのバックまで務めてるようだし、ギターのジョンはスティーリー・ダンの近作やツアー常連。鍵盤のポールはジミー・ウィザースプーンとロベン・フォードの共演盤なんかでも弾いてたそうで、どうりで初日炸裂したオルガンPLAYがカッコいいわけだ。「Lowdown」の“肝”であるフルートをステージで再現してくれるマルチ・リード奏者のエリックの公式サイトによると、彼は「ボズの新しいジャズアルバム」にも参加してるとか(いつ発売されるカナ)。本田雅人的便利屋さん♪として、ボズは今後も彼をキープしそうな予感大。ペットのデイヴは今世紀のボズのツアーでは既に常連なんだとか。このような実務派腕利きメンバーとパワフルコーラス隊を従えたボズによる第1部は、期待通りのオトナなLiveで実に味わい深かった。

[第1部:BOZ SCAGGS]
01. Lowdown
02. Jojo
03. Slow Dancer
04. Desire
◎最終日はここからDavid Paichが加勢☆
05. Sick and tired(of foolin' around with you)(w/ Dave)
06. Miss Sun(w/ Dave)
07. Harbor Lights(w/ Dave)
08. Georgia(w/ Dave)
09. We Are All Alone(w/ Dave)
10. Lido Shuffle(w/ Dave)
-アンコール-
11. Loan Me A Dime (w/ Dave)
12. Breakdown Dead Ahead(w/ Dave, Lukather)

20日公演から10日間のJAPAN TOURで間違いなくコンビネーション練り上げられた印象で、バンド全体のグルーヴ感が格段に向上していて感激! WORLD TOUR真っ只中のTOTOと違って、ここ日本だけで実現したセットだけに、余計にその差がついたのは当然といえば当然♪ セットリストは初日5曲目「Hercules」('74年作『SLOW DANCER』収録)9曲目「Vanishing Point」('07年作『DIG』収録)が外されて、新たな5曲目はボズのルーツ回顧作『COME ON HOME』('97)でも取り上げていたナンバー。ペイチのピアノはやっぱ良いというかスゴい。本編が1曲減ってしまった(「Vanishing Point」結構好きなんだけど......残念!)ものの、歌&演奏の一体感増してたこともあって、場内もエラい盛り上がってた(但し音響はJCBホールの方がクリアに聴き取れて秀逸だったカナ☆)。それとアンコール最後の「Breakdown Dead Ahead」。初日はテンポが相当モッサリしてて、ペイチが鍵盤弾きながらリズム隊(特にタイコ)にしきりにペースアップを促してたのが印象に残ったけど、全国まわってくる中で修正効いたのか、この曲本来のシャッフル感復活♪ ルークも弾きやすそうだったので、ひと安心(この日はSteve Lukather呼び出し時にペイチが鍵盤でストーンズの「Miss You」弾きだして、バンドやコーラス陣が続き、最後はとうとうボズまで♪Fu〜っと歌うハメに。楽しげなお遊びに拍手喝采)。それにしても最新オリジナル・アルバム『DIG』の随所で泣きのGt.ソロを披露していたボズは、今回のツアーでも「Desire」や「Loan Me A Dime」でたっぷり弾きまくってくれて、彼のキャリアのスタートがギタリストだったということを改めて証明してくれた印象。永遠のギター小僧はルークだけじゃなく彼も、ってことだネ(拍手)。とにかく、ボズ久々のホール公演は最高潮のうちに幕を閉じた。休憩&セットチェンジを挟んでいよいよ「最後?」と噂のTOTO公演は......なんと21時スタート!

[第2部:TOTO with JOSEPH WILLIAMS]
01. Gypsy Train
02. Caught In The Balance
03. Pamela (w/ Joseph, Boz's Horns)
04. Bottom of Your Soul (w/ Joseph)
05. Stop Loving You (w/ Joseph)
06. Falling In Between
07. Dave & Greg keyboards Solo / Duet :
- 99 : Intro (Dave) - Georgy Porgy (Dave & Greg with chorus by Luke & Bobby)
- Child's Anthem (Dave & Greg) - I'll Supply The Love : outro (Dave & Greg)
08.Rosanna(w/ Joseph, Boz's Horns)
09. Medley :
- I'll Supply The Love - Isolation - Gift Of Faith
- Kingdom OF Desire (Luke Solo) - Hydra (Simon Solo) - Taint Your World
10. Hold The Line(w/ Joseph)
encore
11. Africa(w/ Joseph, Boz's band members)
12. With A Little Help From My Friends(all members)

今回の日本公演最終日であるばかりか「活動無期限休止前最終日本公演」との噂で、演る側も観る側も異様なハイテンションのままステージ進行して時間も場所も忘れてしまうほど^^; 加えて、追加された国際フォーラム公演のみ参加のジョセフ・ウィリアムズがTOTO在籍当時と同等かそれ以上!の抜群のヴォーカルを随所で披露するもんだからもう、ヤバいのなんのって☆ 声出るなー、今の彼は。「Pamela」もセットリストに新たに加わった「Stop Loving You」も“あるべき姿”での演奏はまさにパーフェクト。それと、10日間の全国行脚がもたらしたもう1つの産物が......Boz Bandのホーンセクションが「Pamela」「Rosanna」でTOTOに合流☆ 管楽器の存在が大きい原曲達だけに、これまた嬉しい展開。途中「Bottom of Your Soul」でアコギの音出なくて明らかに機嫌損ねてたルークも自然と復活してくれたし(焦)。圧巻はペイチとグレッグ・フィリンゲンズの2人による鍵盤ソロのコラボ! ペイチが「99」のフレーズ弾きだしただけで観客発狂状態に突入したのに、そのあとグレッグも交えてTOTO初期の定番ナンバー達を絶妙な掛け合いで次々披露されては......気絶しちゃうってば☆☆☆ 間違いなく、このコーナーがこの夜を特別なものにしたと断言できる。ペイチ的超絶テクニックとスティーヴ・ポーカロ的センス&パフォーマンスを兼ね備えたグレッグ(おまけに歌えて性格も最高なんだからスバラシイ!)とのツイン・キーボードは、明らかにペイチをより自由に解放していたし、あ・うんの呼吸で演奏できる環境はスティーヴ脱退後のLive時負担をペイチから取り除けただけに、この夜がむしろTOTOの早期活動再開のきっかけになりそうな気がしてならない。そんなことも頭をよぎりながら、気がつけばアンコール突入。「Africa」では、Boz Bandのメンバーがシェイカーetc.各自打楽器を持って乱入し、サイモン・フィリップスのドラムセットの後ろや、ベースを弾く好々爺リー・スクラーの脇で演奏に参加。嗚呼、 音楽ファンにとってなんと喜ばしい光景だろーか。ジェフの遺したナンバーがこんなにもミュージシャン達から愛情いっぱいに演奏され続けるなんて。観客の大合唱と共に繰り広げられた今宵の「Africa」は自分が観てきた数々のTOTO公演の中で、間違いなくNo.1のテイクとして永く記憶されていくことになりそう。そして..........フィナーレはやはりボズやコーラス隊まで加わって盛大に演奏される、ジョー・コッカーstyleの構成・アレンジの「With A Little Help From My Friends」。いろんな人々のいろんな想いが重なって、永遠に終わらないでほしいと願いながらの感動的なエンディングだった(なんと終演は23時目前!)。天国のジェフも微笑みながら見届けてくれたと思う。この日本公演後、ボズBandやデイヴと別れて韓国やドイツへと渡りWORLD TOURを終えたTOTOは宣言通りしばらく活動休止することになるだろう......けど、前述した通り、今回の来日公演、特に最終日のステージでデイヴやルークが他のメンバーやオーディエンスからもたらされた楽しさを思い出したら、きっと我々の前にTOTOとして戻ってきてくれると思うし、確信している。ルークのソロ活動etc.を見守りつつ、再結集の日を今は静かに待ちたい(今回のステージの完全版と言える『FALLING IN BETWEEN TOUR』のライヴDVDは本当にスバラシイ出来なので欠乏症を抑えるために引き続き観まくるゾ♪)。そして夢のようなTOTO/BOZ SCAGGSジョイント来日公演を実現してくれたウドー音楽事務所に心から感謝☆


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[A3 Sportback 1.8 TFSI Ltd]☆ ようやく2,000km突破。

A3sb_080507aもともとGWなどの大型連休はどこも混むので遠出する習慣ない上、春先からの家庭の事情もあり、愛車での長距離ドライヴは夢のまた夢。とは言いつつも、この1ヵ月ほどは自分のドライバー経験でも異例なほど、ハンドルを握る回数が多い。クルマで10分ほどのところに父が入院しているため、終日講師モードの日や外部打合せの日を除いて少なくとも2日に1回は漆黒のアウディA3スポーツバック君と行動を共にしているからなんだけど。衣類や日用品、トーチュウなどを運ぶ短距離運行はクルマにとってタフなコンディション。燃費向上は見込めない使い方ばかりだけど、低速域から1,800ccクラスとは思えない超極太トルクを発揮してくれるお陰で非常に快適に近隣を移動できるからありがたい。本国ではいよいよ夏以降のマイナーチェンジモデルが御披露目されたけど、一見脱色した白い短めのマツゲっぽい?!新しいヘッドライト(LED使うならせめて新型A4や今春追加発表されたTTS程度のカッコよさは一応目指した方がよかったのでは?^^;)は自分的にはちょっと......というカンジ。購入時の決め手の1つとなった我が愛車の凛とした丸形4灯ヘッドライトが非常に気に入っているので、まったく問題なし。VWが新開発した噂の7速DSG(アウディでの呼称は“Sトロニック”)はまだ高馬力対応じゃないことから、エンジン出力少ない1.6や日本未導入の1.4TFSIなど小排気量モデルのみ導入らしいので妬かずに?済むし^^; シャキっとシャープな印象になったシングルフレームグリル周辺や新しいテールランプは悪くないなと思いつつ(サイズ同じならひょっとしてテールランプ交換可能?)、まぁ、総合的に判断して自分はいい時に好みの状態で入手できたんじゃないかと思う今日この頃♪ もちろんMC後の顔つきが気に入る方には、ナビもアウディ新開発のモノになるし引き続き大推薦の1台であることに変わりナシ。これでさらに2〜3年は延命できそう。次期型はA4みたいにサイズアップしちゃうかもしれないし、そしたら、その頃は市販されてるであろうA1に惹かれてる可能性大だな、自分♪(ドア4枚の必要性なくなってれば@@)

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人として。

愚父が自らの怠慢と不摂生で糖尿病を悪化させ、市立病院に入院して気がつけば既に1ヵ月が経過している。各種検査や血糖値コントロール・意識改革を念頭に病院暮らしを続けているものの、一向に意識改革する気のない本人には身内もただただ呆れるばかり@@ 担当医や看護師の皆さんには迷惑かけっぱなしだと思う(ヤレヤレ)。もっとも、最初に入院した日のフロアは気が利く看護師さんばかりで好印象だったのに、肝心の糖尿病棟へ移ってからはそのフロアの看護師さん達の連携の悪さにもコミュニケーション能力の低さにも正直怒り心頭中。なかなかつかまらない担当医への伝言はまるで伝わらないし、挨拶してもリアクション極めて薄いし。今週頭にはベテランとおぼしき看護師さんによる母への侮辱的な暴言/対応に遂にブチ切れて病院へ即刻電話抗議してしまった(この温厚なワタクシが^^;......“人として”のモラルにはうるさいのだよ。同じ事を自分が言われたら絶対に不愉快であろう事を平気で無神経に言ったり頼んだりする人が老若男女問わず近頃多いのは悲しいやら情けないやら......)。フロアの事務担当嬢は慌てて「お説ごもっともです。誠に申し訳ありませんでした」と電話越しに平謝りしてくれたものの、当の本人は間違いなく反省もせずに逆ギレして根に持ってるだろーな。人質?解放されたら、本格バトルしてもいーんだけど、不毛だからやめとくか。ま、こっちが預けてる人質もロクデナシだし......orz

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2008.05.01

好曲[keyboards]☆「A Latchkey」Jun Sato

080501a080501b先週末の日曜日、カタロニア・サーキットで開催された2008年F1スペインGP決勝22周目の衝撃的な映像は、自ずと14年前のGWに焼き付いた記憶を呼び覚ますほどの恐ろしい光景だった。ヘイキ・コバライネン選手の駆るマクラーレン・メルセデスMP4-23は左フロントタイヤが何かを踏んだせいかバーストしてホイールの破損を誘発、ドライバーのコントロールがまったく効かないまま真っすぐコーナーを逸脱してタイヤバリアに深く食い込んでしまった。ブルーシートのかけられた事故現場で行なわれる救助作業が長時間に渡る中、今回のレーススチュワードは赤旗中断ではなくセーフティーカー先導による隊列走行継続を選択。現場からの第一報告で前向きな見通しが当初からあったのだろうか。やがて.......ストレッチャーに乗せられながらも観客に向かって親指でOKサインを示してみせたコバライネンの姿を映像が捉えた時、思わず現場の全レース関係者と世界中の視聴者が胸を撫で下ろしたハズだ。と同時に、モノコックまで激しく損傷した無惨なMP4-23の姿からは事故の大きさを改めて思い知らされたのも事実。それでもドライバーが無傷で意識もハッキリしていたというのは、この14年間で推し進められてきたマシンの安全性向上が間違っていなかったということ。イモラ・サーキットで開催していたサンマリノGPは今やF1カレンダーに含まれなくとも、あの1994年のGWに相次いで起こったセナとラッツェンバーガーの不慮の事故は、決して無駄になっていないし、これからも無駄にしてはいけないのである。

日本の音楽界おける名キーボーディスト&名アレンジャーである佐藤準さんは、今井美樹への諸作etc.メロディメーカーとしても素晴らしいセンスをお持ちで、ご自身のピアノで奏でられた名曲「A Latchkey」はその旋律の美しさ、繊細なタッチ、情感豊かなアレンジがフジテレビ地上波F1中継のエンディングテーマとして使用された当時、毎戦繰り広げられた熱くドラマチックなレース展開の余韻と相まって多くの日本人に愛されたナンバー。晴れ渡る5月の青空の下でこの曲を聴きながら、今年もあの頃のレースにしばし想いをはせることにしよう。

今日は、アイルトン・セナ・ダ・シルヴァ選手がこの世を去って14年目の5月1日。合掌。

#確かセナは生前、ブラジルにおけるアウディ(&VW)の販売権を獲得していたはず。セナ財団を設立して貧しい子供達の支援に熱心だった彼が、F1引退後も財団運営に潤沢な資金を用意すべく、きちんと計画を立てていた証拠だと思う。もし......彼があの日旅立たなかったら、アウディからR8やTTのセナMODEL発売したり、ルマン24時間レースでAUDI R10 TDIのステアリングを握っていたかもしれないな(惜)。

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