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2008.08.27

好曲[female vocal]☆「YOU」小谷美紗子

佳作「嘆きの雪」を収録したデビュー・アルバム『Profile -too Early To Tell-』('97)を縁あって耳にしたときから、シンガーソングライター小谷美紗子嬢の詩に描かれる世界観とメロディセンスは素晴らしかったし、弾き語りでのステージを収めた映像作品『弾き語る』(99)を観た時にも、独自の音楽空間に惹き込まれる感じだった。ただ、あまりにも早く完成されたかのような真摯な作品群がなかなか広く認知されない中で、彼女は一度メジャーと距離を置くことになった。そんな彼女が始めた新たなアプローチ、それが自身の歌&ピアノに玉田豊夢(drums:100s/斉藤和義/DEPAPEPEなどで活躍中)、山口寛雄(Bass:100s/大橋卓弥などで活躍中)の両名を迎えたトリオとしての活動。ユーミンの「ひこうき雲」秀逸カヴァーを含む4曲入り企画アルバム『Feather』('03)を玉田豊夢/二宮友和(Eastewrn Youth)/田淵ひさ子(元Number Girl/現Bloodthirthty Buctchars)/池田貴史(100s)と制作した時点で方向性は見えていたんだと思う。ピアノを軸としたRockを非常に力強く披露する彼女に、新しい魅力を教えてもらった貴重な洋邦カヴァー集だった。勢いと自由を得た彼女がトリオで発信する音楽は、真摯で繊細であり続けながら、明らかに躍動感を増して自分としては一層好きになれたし、今ならもっと多くの人にも理解してもらえるのでは?と思わせる。そんな中で発表されたのが昨2007年5月に発表されたこの限定シングル「YOU」。彼女のピアノとリズム隊の息の合った演奏で疾走感とせつなさを十二分に表現しながら謳われる、まさに現在進行形の小谷ワールド。CDショップの店頭試聴機で聴いた瞬間に「傑作!」と感じたのは決してオーバーな表現じゃない。改めてもっとたくさんの人に今の彼女の曲を聴いてほしいと思っていたら......2006年リリースのアルバム『CATCH』に収録されていた「Who」がテレビ朝日系列で今クールに放送されている連続ドラマ『ゴンゾウ -伝説の刑事-』(毎週水曜日21時)の脚本家・古沢良太氏のリクエストで主題歌に抜擢され、新録音ヴァージョン「Who-08」('08)として改めて世に出されるなんて!(喜) 彼女の歌は、聴く機会のあった人には確実に届いていたんだと思う。不遇・逆風などに折れる事なく真摯に発信し続けることが大切だということ......強い人だなぁ、彼女は。絶好のタイミングで彼女が今日、久々メジャーからリリースする『Odani Misako Trio』('08)は、彼女がこの2〜3年の間に心血注いでセルフプロデュースしてきたトリオ活動のベストアルバムで、『adore』('05)『CATCH』('06)『Out』('07)の3枚から前述の「YOU」など厳選しつつ、ドラマ主題歌の新録版「Who-08」と新曲「How」(←佐藤準さんのアレンジしたストリングスが効いてるし歌・演奏・アレンジ全てが実にカッコいい)も加えた、小谷美紗子デビュー12年目の自信作。ドラマタイアップをきっかけに、彼女の紡ぎだすコトバとメロディが、そして実に魅力的なピアノトリオによるバンドサウンドがもっと多くの新しいリスナーに届くよう、いち音楽ファンとして切に願う☆

HMV.co.jpインタビュー:小谷自身による全曲解説必読☆
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