好曲[bass]

2008.12.02

好曲[bass]☆「Deja Vu」Beyoncé

11月最後となった先週末、甥っ子を迎えに行く途中でHMV立川に寄り道(11月中は毎週金・土がトリプル・ポイントデーだったし、ほんの一瞬介護の憂さ晴らし......ここんとこそれを理由にちょっとCD買い過ぎだなぁ^^;)。お目当てはシェリルの最新作『DETORES』の来日記念盤(数曲追加/PV集のDVD追加/SHM-CD仕様)だったんだけど、実は期待していたプラスティックケース仕様じゃなく、引き続き紙ジャケット仕様だったので@@(正直我がCDラック内では少数派なので治まり悪いから極力回避)だったらプラケース諦めて通常盤で十分だし、そろそろ買っておこうと方針転換。そしたら、国内通常盤『DETORES』には“対象商品1枚で10%OFF/2枚で20%OFF/3枚で25%OFF”のシールが☆ なので早速一緒に買いたい対象商品を物色開始。ただ輸入盤はさりげなく定価を国内盤並みにしてあったりで^^;ターゲットをさらに国内盤購入にメリットありそうな作品と限定。たどり着いたのが......2枚組の最新作『I AM...SASHA FIERCE』('08)も絶好調なビヨンセの前作『B'DAY』。タイトル通り2006年9月の彼女の誕生日にリリースされた最初の仕様ではなく、翌年に大幅に内容変更して(JAY-Zのアルバムに収録されていた共演曲「Welcome to Hollywood」やシャキーラとのセクシー共演ラテン作「Beautiful Liar」主演映画『DREAM GIRLS』主題歌「Listen」まで追加収録しまくり☆)PV12曲も収めたDVDまでつけちゃって、ジャケット変更の上で再リリースした『B'DAY - DELUXE EDITION』('07)。このDVD付き仕様、まさにデラックス・エディションな内容ながらタスキに“3ヵ月期間限定盤”って書いてあったから買い逃すかと思ってたけど“生産期間”を示してたワケで、在庫見つけたら買いだったってことか。間に合ってラッキー(てゆーか最初の『B'DAY』買っちゃった人はつくづく気の毒じゃないかと......)。ワイドケース仕様なのはやはり不満あるけど、これだけ山盛り!の内容なら許しちゃおう。駐車場代割引を満たすにはこの2枚(結果20%OFF♪)で十分だったので買い物終了。で、このビヨンセのアルバムで何が目当てだったかって、1stシングルとして先行リリースされた「Deja Vu(デジャ・ヴ)」! 何度かシングルCDで買っちゃおうかと思ってたほどお気に入りのナンバーは、JAY-Zのラップもカッコいいけど、ロドニー・ジャーキンスの作ったトラックを引き締めてるのが、JON JONなるベーシストの弾くグルーヴ感最高のベースライン☆☆☆ イントロでは軽くアドリブフレーズも混ぜながら、とにかく全編このBassが曲をリードしていくワケで、聴いてて実に快感(^^) もちろん、決して人気先行ではない歌唱力十分なビヨンセの歌も元々好きだったんだけど。とにかく今回の衝動買いでメデタクiTunes/iPod nanoにこの曲を追加できてヨカッタ。カーステにはDVDの方を常駐させとこーかな。


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2008.07.09

好曲[bass]☆「都会」大貫妙子 feat. 細野晴臣

去る6月28日は最終週の土曜日だったため、甥っ子を預かりに行く途中、ゴールドカード会員対象のトリプルポイントデーということでHMV立川を覗いてみた。5月以降、今ひとつ購入したくなる商品に出会えなかったため正直“試聴”のみで退散の可能性もあったものの(ついでに衝動買いしそうな商品を相変わらず切らしまくりの同店の在庫状況も一因@@)ポイント3倍と駐車料金相殺目的で購入に踏み切ったのがまず土岐麻子嬢の6曲入り最新ミニ・アルバム『Summerin'』('08)。オリジナル新曲2曲+カヴァー5曲で構成されたこのアルバム、プロモ的には真心ブラザーズのカヴァー「サマーヌード」や松田聖子のカヴァー「小麦色のマーメイド」(余談:このオリジナルシングルのカップリングだった「蒼いフォトグラフ」の方が実は好き。同じくユーミンのペンになる「蒼い...」は'83年のTBSドラマ『青が散る』の主題歌だったからネ〜♪ 石黒賢/二谷百合恵/佐藤浩市/川上麻衣子/浜尾朱美/利重 剛/清水善三/遠藤憲一/村田雄浩/広田玲央名etc.が繰り広げる悶々とした?!青春群像に当時高校生だった自分は「大学のお兄さん/お姉さん達ってみんなこんな日々を過ごしてんのかなー?(おいおい)」なんて想像しながら観てた記憶が^^; その後、佐藤浩市と川上麻衣子が共演したりすると必ずこの時の設定思い出しちゃって♪ ほとんどみんな今でもイイ役者さんだなぁ)が話題の中心なんだろうけど、自分の場合はミニ・アルバムのラストを飾る「都会」に最も関心があった。果たして、彼女がトライした原曲とは異なる三連系のアコースティックなアレンジはなかなか新鮮。もっとも、iTunes Storeの先行配信で試聴していたので驚きは少なかったけど。で、店頭でこのCDを手にしたあと、大貫妙子さんの歌うオリジナルテイクの「都会」が無性に久々聴きたくなり捜索開始。楽器仲間に録ってもらったカセットテープの音源しか持っていなかったし「機会があればCDで」と思ってもいたし。そうしたら、幸運にも昨2007年10月に日本クラウンからこの「都会」を収録した大貫さんのオリジナル・アルバムSUNSHOWER('77)がデジタル・リマスター+紙ジャケ仕様で非常に丁寧にリイシューされ、珍しくHMV立川に在庫があった(^^) なので、半ば勢いも手伝って土岐さんと大貫さんの新旧“ナイアガラ系”女性シンガー作品2枚を購入。

夜、姪や甥から解放されたあと、早速大貫妙子さんによるオリジナルテイクの「都会」を聴く。坂本龍一の実質初プロデュース作品とされる本アルバムの4曲目に収められたこの曲のポイントは、アルバム全編に参加するためNYから招かれたSTUFFのドラマー=クリストファー・パーカー(Christpher Parker:大貫さんのアルバムでは“クリス・パーカー”と表記)+ 斉藤ノブさんのパーカッション + 細野晴臣さんのベースが生みだす何とも心地よいグルーヴ。マーヴィン・ゲイの代表作「Waht's Goin' On」をモチーフにした坂本龍一アレンジとの相性もバッチリで、大貫さんの軽やかかつ繊細なヴォーカルが映える。YMOを知る前にちゃんとこのアルバムとか、はっぴいえんどの諸作品とか聴いてたら、シンセ・ベースを弾く細野さんにもっと驚いていただろうな>自分(年齢的にまだ歌謡曲に軸足が傾いてたから仕方ないか)。先のメンバーに加えて、坂本龍一(key)/大村憲司(gt)/清水靖晃(soprano sax)/山下達郎(background chorus)という布陣の演奏は豪華そのもの。土岐さんの最新カヴァーもいいけど、このオリジナルテイクこそ日本ポップス史上に残る名演だと再認識した次第。曲も演奏もかっこいいや☆☆☆

#ちなみに土岐さんの『Summerin'』、実は2曲収められた新曲「LIBERTINE」「smilin'」の方がカヴァー曲達より遥かに魅力的。個人的にはコチラをプッシュしてほしいし、オリジナル曲満載の次なるフル・アルバムが楽しみ。



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2008.06.12

本日三回忌:遺された素晴らしき記録と記憶。

昨2008年夏にリリースされた角松敏生DVD8枚組BOX-SET『TOSHIKI KADOMATSU The Traces of 1998〜2006』の中でも、2001年夏の角松20th Anniv.Live DVDの中でも、本田雅人さん(sax)のライヴDVD『Masato Honda LIVE ! Assemble A Crew』('04)の中でも、ベースを本当に活き活きと弾いている青木智仁さんの姿を今もなお見る事ができる......それゆえに、三回忌を迎えても未だに信じられないというか、どこかのツアー先から突然戻ってくるような気がして。帰宅後に青木さんのソロ作を聴き返していたら、久々にNOBU CAINE時代の作品や、彼が石川正春さん(ds)との強力リズム隊でサポートしていたDIMENSION初期の六本木ピットイン収録ライヴアルバム『SIXTH DIMENSION "LIVE"』('96)を引っ張りだしたくなった。青木さんのプレイは歌モノのバックでもインストナンバーでも常に曲に対して最適な音とフレーズに満ちていて、何よりも音楽的に優れているから伝わるんだと改めて思う。


それにしても、いろんな映像がアップされてるなぁ>YouTube。権利関係ヤバヤバでしょう^^;

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2007.06.12

好曲[funky bass]☆「After 5 Crash (Live at Yokohama Arena on 2003.11.15)」 角松敏生 feat. 青木智仁

今日6月12日は昨2006年惜しくも急逝されたベーシスト:故・青木智仁さんの誕生日にして、命日である。訃報から約2週間後に行なわれた『TOSHIKI KADOMATSU 25th Anniversary Performance 2006.6.24 YOKOHAMA ARENA』では、PRO TOOLSに遺されていたリハーサル時の青木さんによる素晴らしいプレイの音源を使用して素晴らしいライヴを堪能することができた......唯一、ステージで躍動する青木さんの姿を見る事ができなかった以外は。

その翌月に発表された角松氏のオリジナル・アルバム『Prayer』('06)とそれに伴う“Player's Prayer”Tourでは、青木さんの遺志を継ぐかのように全てのミュージシャンが真摯に表現する音楽の素晴らしさを実感することができた。今年はその拡大/発展/再構築/熟成版ともいうべき“Player's Prayer RETURNS"Tourが今月末から始まろうとしている(東京でのチケットは早々に売り切れてしまった。残りの日程で足を運べたらいいな)。ホンモノの音楽を表現し続けることが、残された者の使命であるかのように。応援したいし、それを享受できる喜びは大切にしたい。

その一方で、今日はやはり青木さんの音と姿をこの目で確認したくなって、3年前の作品を手に取った。それは2005年4月7日にリリースされた両A面マキシ・シングル:角松敏生『Startin'/月のように星のように(初回生産限定盤:LIVE DVD付)』。「月のように星のように」は前述した昨年のツアーでもアンコールで披露されているように、今の角松氏が非常に大切にしているナンバーで、現時点でアルバム未収録のため本CDシングルはマストアイテムだと言える。さらにTrack 3には過去の自分へのオマージュとして制作した夏モノ企画アルバム『Summer 4 Rhythm』('03)収録曲「桃色の雲」のライヴテイクを同名ツアーのSpecial Live at 新宿 Liquid Room on 2003.8.17から収録。角松氏の歌を支える青木/沼澤/小林/浅野の4リズム(+マニピュレーター山田氏)は実にタイトでFunkyでカッコいい。今のところ、このライヴ音源もここ限定だし。

しかし、今日この作品をCDラックからチョイスしたのは他でもない、本作初回生産限定盤の特典であるLIVE DVDを観たかったから。収められているのはTOSHIKI KADOMATSU 20th Anniversary "REVENGE" BF-1981〜1993 at Yokohama Arena on 2003.11.15、つまり2001年8月22日に台風来襲の余波で中止を余儀なくされた東京・お台場での20周年ライヴ幻の初日(活動凍結前の楽曲で構成)の“リベンジ”公演から、代表曲「After 5 Crash」「Take You To The Sky High」の貴重なライヴ映像。当然、そこでは在りし日の青木智仁さん、そして先日急逝されたギタリスト:故・浅野“Butcher"祥之さんの素晴らしいプレイと笑顔を目にすることができる。特にこの「After 5 Crash」という曲は学生時代に最初に角松作品と接したアルバム『AFTER 5 CLASH』('84 - album titleの表記は"CLASH"なんだよね......)のタイトルチューンであり、典型的な青木流チョッパー・ベースが曲の根幹を成しているし、カッティング・ギターやホーンとの絡みはLiveテイクで一層ヘヴィにファンキーに変貌を遂げていて、今聴いても鳥肌が立つ。もしCDショップで今や貴重なこのDVD付き初回限定盤の在庫商品を見かけたら、迷わずご入手されることをオススメする。このライヴは“リベンジの場”として実現した歓びと、初期の楽曲を熟成された演奏でタップリ堪能できるという“最高の同窓会的気分”の中で行なわれたものゆえ、雰囲気も非常にヨカッタと記憶している。角松氏も「いつか全編を......」と発言していながら、なかなか実現しないうちに2人の偉大なミュージシャンが他界してしまった。しかし遂に。この時のライヴは勿論、角松氏活動解凍後の充実したツアーを収めた8枚組DVD-BOXがようやくこの夏、通信販売という形態で世に出されることとなった。ここには青木さんの、そして浅野さんのセンス溢れる演奏が十二分に記録されているわけで、角松ファンのみならず1人でも多くの音楽ファンに観てほしいと自分は思う。やや特殊な流通手段ながら、こうした機会を設けてくれた角松氏には感謝をしたい。そして、青木さんと浅野さんの生きた証しに触れながら、これからも音楽を愛していけたらいいなと願う。

今日6月12日は青木智仁さんのご生誕50周年にして1周忌。合掌。


#そういえば。自分が初めて角松敏生というアーティストのLiveを生で観れたのは『GOLD DIGGER』('85)リリースに伴うDANCING TOUR ”MOVE YOUR HIPS!!” Tourの千秋楽、1985年7月28日(Sun.)日比谷野外音楽堂でのスペシャル公演で、そのとき都心のビル街でいきなり1曲目に唄われたこの「After 5 Crash」が今でも強く印象に残っている。歌詞冒頭のシチュエーションとしてはこれ以上ない場所だったこともあり、夕暮れ時の都心に心地よく響いていた。アンコールには杏里浴衣姿で登場♪など、まさに夏の祭典というべき楽しさばかりが記憶に残る。生“青木”に圧倒された記念すべき初公演でもある。たまにはベースのメンテもしてあげようかな。

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2007.04.30

好曲[bass]☆「Lowdown」Boz Scaggs feat. David Hungate

別項でも書いたように自分は長い間、ボズの出世作を所有したことがなかった。理由はいくつか考えられる。まず、洋楽にのめり込むきっかけの1つがTOTOの出現であり、とりわけスティーヴ・ルカサーをお気に入りギタリストNo.1として贔屓にしていた関係上、TOTOメンバーの参加比率が高い中期ボズ作品を聴くにあたって、当時はルカサーの参加の有無が関心度を大きく左右していたため、彼がまったく参加していない作品にはすぐに喰いつかなかったであろうということ@@ 次に'80年リリースの『HITS!』日本仕様に「Lowdown」「Lido Shuffle」「We're All Alone」といった主要曲が収録されていたため、そのオリジナル・アルバムを所有していなくてもあまり不具合がなかったこと。そして、その他の楽曲も何度か足を運んだコンサートで聴く事ができ、既に耳馴染みになりつつあったこと、などが挙げられる。まぁ、決して遠ざけていたというわけでもなく、完全に買う時期を逸していた?!というのが真相なんだけど。そして、米国でデジタル・リマスターを施した『MIDDLE MAN』('80)が輸入盤で入ってきて飛びついた際、他作品も同じように音質改善されたらいつか買おうと思っていた。ところが'05年の紙ジャケ再発盤に使用された音源はあくまで日本独自でDSDリマスターを行なったモノで、今ひとつ購入には踏み切れなかった。悶々とする中で今年2月に突如として届いたのが、このSILK DEGREES - Expanded Edition -』リリースの話! なんと昨秋発売された『HITS! - Expanded Edition -』同様、ボズ本人立会いのもとデジタル・リマスターを施し、ブックレットにも書き下ろしの英文ライナーが掲載され、なおかつ、ブートレグなどで半ば伝説と化していた1975年秋のLAライヴ音源から3曲ボーナストラックとして収録されるという充実度☆ かくして、2月末にまず輸入盤が発売され、今年4月第1週に英文ライナーの翻訳や新解説なども掲載した国内盤が無事発売された。タイミングが合わず買いそびれていたボズの出世作にしてAORのマスターピースと呼ばれるこのアルバムを遂に初入手したのは、先週末4/28の事だった(人によっては、アナログLP、初期CD、日本DSDリマスター盤とすべて購入させられてきたファンの方が多いだろうから、高音質&ボーナストラック付きCDがいきなり買えた自分はかなりの幸せモノと言えよう......申し訳ないぐらい^^;)。

こうしてようやく!自分のCDライブラリーに加わった^^;名盤『SILK DEGREES - Expanded Edition -』をいま改めて通して聴くと、なるほどボズの分岐点的アルバムであり、それ以前のソウル/R&B的なスタイルとその後の都会的なロックスタイルの両方を楽しめるのが最大の魅力。そして、そういったいくつかの音の傾向を持ちながらも固定メンバーを起用することでアルバム全体にはちゃんと一体感が。つまりボズとともに作曲・アレンジを請け負ったデヴィッド・ペイチ(key)と、ジェフ・ポーカロ(ds)&デヴィッド・ハンゲイト(b)によるリズム隊の3人がこのアルバムのカラーを決定づけていたワケだ(勿論、そこに乗るボズの歌が最重要ネ)。で、ジェフのタイコが気持ちイイのは当たり前として♪そこに最良のグルーヴを発生させた大切なキーマンが・・・ベースで絡むハンゲイトの存在だと再認識できてウレシイ♪ 彼のベースは「粘る」というか「絡む」というか「うねる」というか、決して派手ではないし、シンプルなラインを弾いているにもかかわらず、絶妙なグルーヴ感を自然に生みだしているから好きだ。とりわけ、ボズがブレイクした代表曲「Lowdown」ではいわゆる“チョッパー”でアクセントをつけながら(「99」でも聴けるパッシヴBassならではの音色が効いてる!)指弾きでドッシリとリズムを支えていて、ジェフのバスドラとのコンビネーションは間違いなく世界最強。ジェフが弟マイクと組んだ場合には、スムーズ過ぎるのかひっかかるものがなくなってしまうだけに、余計にハンゲイトと組んだ音源のアリガタミを実感☆する(=TOTOの1〜4枚目のアルバムを特別なモノ☆にしている最大の理由が彼のベースプレイってこと)。それにしてもこの最新リマスター音源は聴いてて実に気持ちイイ! 「Lowdown」では先に録ったdrumsパートの8beatのハイハットと、後から重ねた16beatのハイハットが左右チャンネルからめちゃくちゃクリアに聴こえてくるし、終盤〜エンディング辺りのギターやシンセのフレーズも存在感が飛躍的に増した。ラストに追加収録された当時のLive音源3曲では故・ジェフの若かりし頃の貴重なライヴ演奏が聴けるわけだし(ちなみにこの日のLiveのメンバーはBassが残念ながらハンゲイトではなくマイク・ポーカロ/鍵盤はデヴィッド・ペイチ&スティーヴ・ポーカロのTOTOコンビ+ジェイ・ワインディング/Perc.はポーカロ兄弟の父=ジョー・ポーカロさんとケヴィン・カルフーン/Gt.はフレッド・タケットとドニー・デイカスといった面子の模様)。遅ればせながら、高音質で蘇ったこの歴史に残るアルバムを、たっぷり時間をかけて聴き込んでいこうと思う次第(アートワークも写真/レイアウト共に手間暇かけて再構成されていて拍手喝采モノ☆ これまでのCDとは仕上がりが段違い。グッジョブ!)。

#ちなみに有名な「We're All Alone」は当初邦題が「みんな独りぼっち」という誤訳!@@で、その後「二人だけ」に変更、現在は「ウィアー・オール・アローン」というカタカナ読み下しが用いられてるらしい。いやー、最初の邦題つけちゃった担当ディレクター氏は相当ヤバかったでしょうネェ^^;

 

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2006.06.25

好曲[funky bass]☆「ultima viagem 〜 I See Ya」角松敏生 feat. 青木智仁

故・青木智仁氏が長年サポートしてきた盟友・角松敏生氏のデビュー25周年を祝う記念コンサートが昨日6/24(土)横浜アリーナで行なわれ、仕事の合間を縫って足を運んできた。1分1秒を惜しんで18:30丁度に始まり、彼の'99年活動再開後のヒストリーを追いながら刺激となり支えとなってきた素晴らしいミュージシャン達を存分にフィーチャーしてのライヴは終演時刻24:30(!)という、文字通り記念碑的公演となった。そして、本公演には数日前、もう1つ大切な意味合いが込められる事となった.........。
このステージに向けたリハーサルが本格化する中、中核メンバーであるベーシスト青木氏が、6月半ばに自宅で倒れ、惜しくもそのまま帰らぬ人となってしまった。
果たして様々な感情を胸に臨んだ本公演が始まると、その青木氏の魅力溢れるベースプレイは、現代の技術の粋を最大限に活用して再現され、節目のライヴにおける角松サウンドを6時間に渡り完璧に支えきった。青木氏がベースを担当する楽曲演奏時には、大きな遺影が角松の横で優しく見守っていて、誰にも似ていないその音とフレーズが重なり何度も涙腺が熱くなった。でも、一番辛いであろう角松が全身全霊で唄う姿を見れば、それを楽しむ事こそ最高の受け止め方だと思い涙をこらえて耳を傾け続けた。青木氏に対する角松自身の、そして演奏者やゲスト達の強い思い入れと愛情と感謝の気持ちが、この夜演奏された楽曲すべてに惜しみなく込められていたと思う。
青木氏特有のスラップによる音色と、そこから生みだされる強烈なグルーヴがアコースティックサウンドに見事融合した角松'04発表の2枚組『Fankacoustics』Disc 2“Elastic side”全編は、そのツアーや翌年企画作『Past and Then』においてより成熟して新しい角松の定番スタイルになったとも言えるだけに、今回のステージでそこから演奏された楽曲を耳にすると、不可欠なピースであることを再認識して柄にもなく涙ぐんでしまった。音だけでヒトの感情を揺さぶってしまうなんて........彼はやはり最高のミュージシャンだったと、いま改めて思う。ライヴやCDで出逢うことができ、本当によかった。1万人を越えるオーディエンスと共に不世出のベーシストを最高の歌と演奏で送る、そんな機会を辛いなか気丈に見事成立させてくれた角松と素晴らしきミュージシャン達に心からのリスペクトを贈りたい。そして、青木さんの遺した全ての音楽的遺産が多くの人に永く愛されますように(合掌)。

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2006.06.14

好曲[funky bass]☆「If you...」角松敏生 feat. 青木智仁

my 5-strings electric bass-guitar小学校でDrums、中学校でGuitar、高校で鍵盤に出逢った自分がBassという楽器を手にしたのは大学入学直後(中古の赤いIbanezだったな)。以前から洋邦のRock/Pops/R&B/Fusionなどいずれの音楽を聴いていて、全体を支えつつ引っ張っていくその存在感が気になっていて、いつかトライしてみたいと思っていたパート。TOTOの初代ベーシストDavid Hungateの堅実なピック弾きやさりげないスラップ、山下達郎BANDのボトムを支える伊藤広規氏の重たいチョッパーフレーズ、CASIOPEA桜井哲夫氏の親指ダウンスラップ、当時まだNY売れっ子セッションマンだったMarcus Millerの曲そのものを性格づける変幻自在なベースワーク.......といった辺りが頭の中で既に理想を形作っており、そこをなぞるところから始めようと思っていた。しかし、大学の友人から聴かせてもらった1枚のアルバムに衝撃を受け(!)片道2時間の通学電車内で取り憑かれたように繰り返し聴きまくった.......そんなことがつい昨日のように思える。そのアルバムこそ、角松敏生氏の通算4枚目にあたる1986年のオリジナルalbum『AFTER 5 CLASH』である。それまでの“夏・海・空”を連想させるリゾートイメージから一変、都会をモチーフにした内容にNYのトレンドをエッセンスとして加え始めたこのアルバムは、それまでのいわゆるニューミュージック作品と若干異なる感触を届けてくれた。とりわけ1曲目の「If you...」にいきなり圧倒され、当然そのまま緩急織り交ぜたアルバム全編の虜になってしまった。その根幹を成していたのが、極上Grooveを生みだすチョッパーベースのリフであり、間奏のチョッパーベースソロであった。演奏者の名前は「青木智仁」。そうクレジットに書いてあった。前作から自らのバンドメンバー中心にセルフ・プロデュースでアルバム制作を開始した角松氏の最強ブレーンであり、最大の理解者だったんだと思う。以降、彼の参加作品は角松本人&関連アーティストのものに限らず増える一方で、いずれもが素晴らしいプレイ満載であった。彼のサポートプレイ目当てにライヴへ足を運んでいた部分も少なからずあった(良質の音楽を演奏するために良質のミュージシャンを惜しみなく起用する角松氏のこだわりには心から敬意を表したい)。ジャコを愛す青木氏はもちろん2フィンガーの指弾きも超一級品だし、何より、JazzやFusionなどのテクニカルなもので大暴れする力量を持ちながら、一方で“歌”を最大限に活かすその音楽的センスの素晴らしさこそが最大の持ち味ではないだろうか。そんな彼が6月12日・月曜日...........49回目の誕生日であるその日に、突如帰らぬ人となってしまった事実を知り、正直何も手につかない。こんな経験は、敬愛する不世出のドラマーJeff Porcaroが他界したあの夏以来のように思う。

my 5-strings electric bass-guitar生身の演奏でしか成立しない、本当の音楽を生み出せるミュージシャンズ・ミュージシャン。いまの音楽界にとって、何と大きな損失だろうか。50年に満たない濃密な人生の中で彼が遺してくれた素晴らしい音楽を、ずっと大切に聴き続けていきたい........今はただそう思うことでしか感謝の気持ちを表せそうにない。生粋のセッションマンは今頃、故・大村憲司さんと再会して早速極上セッション始めてるかもしれない。心からご冥福をお祈りします(合掌)。

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