好曲[guitar]

2009.04.22

好曲[タイアップ]☆「My Turn」Hoobastank

気がつけばNBAは2008-2009シーズンのプレーオフに突入したし(贔屓のジェイソン・キッドが移籍2年目にしてノヴィツキーと噛み合ってきたマーヴェリックスを見守りつつも、今季はジョーダン後継者にふさわしい凄みと風格漂ってきたコービー・ブライアント@レイカーズに頂点立たせたい。スペインの至宝=ガソル兄とのコンビでゼヒ☆ てゆーかシャック在籍時大嫌いだったレイカーズに自分がエール送るようになるとは^^;)、一方で2009年シーズン開幕したばかりのメジャーリーグ(MLB)は約半月が経過して各チームの今年の布陣とゆーか(弱点含め)戦力見えてきたところ。低俗バラエティに辟易してニュース/スポーツ中継以外のTV視聴時間がますます減る日々にあって、NHK BS1が夜放送している『MLBハイライト』はテンポのいい編集がお気に入りでつい観たくなる良質プログラム☆ 日本人選手在籍球団中心ながら後半ではその他の注目チーム/選手もきちんと取り上げてくれるし。そんな番組の最後を熱くビシっと引き締めてくれるのが今年のエンディング・テーマに選ばれたHOOBASTANK(フーバスタンク)の最新アルバム『FOR(N)EVER(フォーネヴァー)』1曲目My Turn(マイ・ターン)」♪ 実にカッコいいギター&ベースのリフも、ドラマチックなサビの歌/メロディ/コード進行もハイライトシーンの映像にドンピシャ! グッジョブNHK!(拍手っ) 肝心の今季MLB中継エンディング曲「Another Hearts Calls」(by All American Rejects/オール・アメリカン・リジェクツ)がややお子ちゃまとゆーか軽めでお気楽能天気系ナンバーなため試合後ぬる〜い雰囲気残るだけに(失望)余計『MLBハイライト』の秀逸な選曲が光る。同じ会社のアーティストなんだし(レーベルは別か....)いっそMLB中継の最後も「My Turn」使っちゃえばいーと思うのは自分だけ?!(NICKELBACK「Someone That You're With」が使用されて超盛り上がったあの2006年シーズンの素晴らしい余韻が残せるハズ!)さぁ、この曲に乗って早いとこ松井秀喜選手完全復調&城島健司選手戦列復帰(+できれば田口壮選手メジャー昇格↑)の映像が連日放送されますよーに☆ ところでNHKは番組名にMLBって使ってるのにいつまでニュースetc.で「大リーグ」って呼び続けるんだろーか(これじゃいつまでたっても日本プロ野球が「小リーグ」?!@@)。



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2009.04.20

好曲[guitar]☆「Watchin' You, Watchin' Me」佐藤竹善 feat. 浅野"Butcher"祥之

浅野さん、というかブッチャーさんが旅立ってから、あっという間に2年の月日が過ぎてしまった。熱くて、あったかくて、シャープで、ルーズで、ロックで、ファンキーで......そのギタープレイからは音楽に対する深い愛情と卓越したセンスが常に伝わってきた。おそらくレコーディングに参加した最後の作品と思われる佐藤竹善さん(ex. Sing Like Talking)のアルバム『INDIGO』('07)オープニングナンバー「Watchin' You, Watchin' Me」で聴けるバッキングのフレーズやカッティングの多彩さ、そしてチョーキング・コントロールが絶妙なハーモナイズド・ソロに漂う緻密さこそ、ブッチャーさんの真のプロフェッショナリズムへのこだわりに違いない。このアルバムには、同じコンテンポラリー系作品ながら角松諸作とはやや趣を異にするロックテイスト濃いめなアプローチが満載で、よりストレートにロック/ブルース色を出すようになっていた当時を振り返ればこんなテイストのプレイもあの後もっと聴けたかもしれない、なんてつい考えてしまう。竹善さんだって『INDIGO』ツアーを浅野さんと回りたかっただろうし。悲しいな、まったく。今日4月20日は愛すべき日本のセッション・ギタリスト、故・浅野祥之氏の命日。新たに今日未発表音源upされたmyspaceで氏の遺してくれた伸びやかなギターフレーズの数々に耳を傾けつつ......合掌。

"butcher" web site
http://blue.ap.teacup.com/butcher/
http://www.myspace.com/yoshiyukibutcherasano

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2008.12.18

好曲[guitar]☆「EYES OF YOUR MIND」ICE feat. 宮内和之

国岡真由美嬢をヴォーカルに据えたユニットICEのギタリスト/コンポーザー/プロデューサー=宮内和之氏が2007年12月18日惜しくも他界してから、丁度今日で1年。正直言って、未だに信じられないというのが実感だ。突然の訃報に呆然として買いそびれてしまった昨年10月発売の遺作『SPEAK LOW』('07)を今年の秋ようやく購入し、この1ヵ月ほどじっくり聴き込んできただけに、余計にそう感じるのかもしれない。彼が最後に手がけたアルバムは、歌・メロディ・アレンジ・演奏の全てに音楽的魅力が凝縮された快作で、とても3ヵ月後に天国へ旅立ってしまう人物が作り上げたとは思えないほど生気に満ちているから、余計に彼の不在を認められなくなる(出るのはためいきばかりだ)。彼とはほぼ同世代ゆえ、ロック/ソウル/AOR/クロスオーヴァー/プログレ/ブルース/フュージョン/ディスコ/レゲエ/ボサノヴァ/ニューミュージック/歌謡曲......といった多種多様なジャンルの名作達に分け隔てなく接することが出来た世代ゆえの幅広い音楽性みたいなものに、とても共感しやすかった。なんていうか、ジャンル問わず「いいものはいい」という音楽へのスタンスと柔軟性みたいな部分が。特に彼の奏でるギター・カッティングは決してキレイでオシャレなテイストだけじゃなく、常にロック的鋭さと力強さを兼ね備えていたし、あらゆるジャンルの“カッコよさ”“気持ち良さ”を宮内和之というフィルターを通した強烈なグルーヴで常に表現してきたと思う(この辺りのセンス/感覚が同じく大好きなCharと重なる)。最初と真ん中と最後に「SPEAK LOW」という名の3通りのInterludeを配した最後のアルバム『SPEAK LOW』。音楽に目覚め深くのめり込んでいく課程で、好きなアルバムをアナログLPで堪能してきた世代には、丁度A面とB面が存在しているかのようなメリハリを与えてくれる。個人的には「LIFE - Standin' on this world」のようにシャープなカッティングで曲をグイグイ引っ張っていくクール&スピーディーな16beatナンバー「BLUE MOON」、DISCO SOUNDは踊る以上に演奏する方が気持ちイイんだ!とでも言っているかのような最高のダンスチューン「EYES OF YOUR MIND」、ヴォーカル曲のラストとして真由美嬢が緩やかにしっとりと歌う佳作「SONG BIRD (Flyin')」の3曲が特に染みる(特に「BLUE MOON」と「EYES OF YOUR MIND」で聴ける間奏の熱いGt.ソロには、宮内流Rockフィーリング炸裂)。病に蝕まれていく体で、いったいどんな想いでアルバムを制作していたのか。作り終えた時、何を考えていたのか。いずれにしても、全身全霊を込めて、真摯に取り組んだ作品であることは間違いない。改めて東京が生んだ素晴らしきサウンドクリエイターの早過ぎる逝去が本当に惜しい。かつて「PEOPLE, RIDE ON」の歌詞に込めた通り、彼の生みだした数々の“歌”が永く遺ってほしい。合掌。

Guitar Lab. : 宮内和之インタビュー

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2008.09.12

好曲[guitar]☆「Keep The Fire Burnin'」REO Speedwagon

前投稿の尾崎亜美『HOT BABY』('82)購入時にAmazonバーゲンコーナーを覗いていたら、吉野家主力商品“牛丼・並盛”相当の衝撃価格(!)で掲載されていたので^^;思わずクリックして入手したのがREOスピードワゴンの1982年作品『GOOD TROUBLE』。「Keep on Loving You」「In Your Letter(涙のレター)」「Take It on the Run」「Don't Let Him Go」の相次ぐヒットで一躍ブレイクした前作『HI INFIDELITY/禁じられた夜』('80)と、やはり「I Don't Wanna Know(愛は気ままに)」「Can't Fight This Feeling(涙のフィーリング)」「One Lonely Night」「Live Every Moment」が立て続けにチャート席巻したモンスターアルバム『WHEELS ARE TURNIN'』('84)の間に挟まれて不当なまでに地味な扱いを受けているものの、個人的には前作より演奏が充実し(ヒットでレコーディング予算UP?)次作ほどポップBAND過ぎない本作『GOOD TROUBLE』こそが一番のお気に入り作品。年代により音のバラつく各種ベスト盤よりコチラを選んだのは正解だったかも。このバンド、おそらく一般的にはヴォーカルのケヴィン・クローニン Kevin Croninを中心に語られるんだろうけど、自分がキーマンに挙げたいのはギターのゲイリー・リッチラス Gary Richrath。カールコードをアンプにブチこんで彼が放つ極上レスポールサウンドの爽快感こそ、REOスピードワゴンの一番の魅力ではないだろーか。アルバムからの1stシングル「Keep The Fire Burnin'(キープ・ザ・ファイアー・バーニン)」が当時FEN(現・AFN)から流れてきた時、ゲイリーのレスポールが奏でるあのイントロのフレーズが実に気持ちよかったのを思い出してしまった(ちなみにこの曲の間奏はニール・ドーティーの軽快なオルガンソロをフィーチャーしているので、ゲイリーの豪快なギターソロを堪能できるという意味ではアルバム最後を飾るタイトル曲「Good Trouble」も大のお気に入り☆)。本作発売当時のツアー音源が当時FMで放送されてエアチェックしたカセットテープ(!)をウォークマン(!)でさんざん聴きまくったせいもあり、このアルバムに“洋楽”“ベストヒットUSA”“高校時代”といったキーワードがダブる(笑)。車内に大音量でこれ流しながらそろそろ伊豆あたりまでドライヴ行きたいゾ♪(ワガママ老人の病院送迎ばっかじゃ愛車気の毒だし@@)

現在も現役として音楽活動継続中のREOスピードワゴンなれど、ゲイリーは1989年に脱退しちゃってるんだよねぇ、残念なことに。ちなみに申し訳ないほど破格で入手しちゃった本作、いまAmazonで再確認したら倍ぐらい(それでも相当お買い得☆)になってる模様。愛する音楽をキチンとCDパッケージで所有しておきたい身には、実に助かるとゆーか、目に毒というか......^^;



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好曲[guitar]☆「Prism Train」尾崎亜美 feat. Steve Lukather

先日Amazonから届いたオススメCDメールを開くと、見覚えのあるジャケットが......尾崎亜美さんが全編LAでレコーディング敢行したアルバム『AIR KISS』('82)! 別にリマスターされてリイシューされたわけじゃなく、PONY CANYONが91年にCD化したままの商品なれど、なんせ店頭では久しく見かけなかった作品がAmazonで珍しく“在庫あり”なもんだから......まんまと衝動買いさせられてしまった^^; もっとも、以前から現物を目にしたらついでに(亜美さんゴメンなさい)買っておこうと思っていたんだけど。なんせ全曲デヴィッド・フォスターがアレンジを手がけて(2曲はトム・キーンと共同アレンジ。ちなみにバックヴォーカルのアレンジがニック・デカロだったとは@@)演奏するのがGuitar : ジェイ・グレイドン&スティーヴ・ルカサー/Drums : ジェフ・ポーカロ/Keyboards : デヴィッド・フォスター(5曲目ではトム・キーンもアコピを)/Bass : ニール・スチューベンハウス/Sax : トム・スコットの少数精鋭なワケだから、全編ジェフが叩いてるってだけで我が家のCDラックにもっと早く加わってたはずのアルバム。いわゆる1982年当時の音&アレンジゆえ、聴いていてくすぐったい^^;部分が随所に山積するものの、それでも6曲目(アナログLP当時のB面2曲目)「Prism Train」に収められたルカサーの、あのレスポールサウンドで(『TOTO IV/聖なる剣』と同時期だもんなぁ)勢い一発弾きまくる豪快ギターソロを久々耳にすれば、思わぬ衝動買いも許せるでしょ。ジェフMANIAなら絶対、ルークMANIAも一度は所有しなきゃいけない1枚ってところ(^^) 昨今の音楽業界事情からすれば、このあたりのカタログ作品がいつまでも買えるとは思えないし、未開封新品見つけた時には迷わずGETか(TOSHIBA EMI所属時代の尾崎亜美作品には丁寧なリイシュー企画控えてそうだけど)。あー、懐かしや。

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2008.07.28

好曲[Guitar]☆「Never Give Up」Hiram Bullock(合掌)

巨漢。陽気。豪放。大胆。大阪・堺市浜寺出身の米国人個性派ギタリスト/ヴォーカリスト=ハイラム・ブロック Hiram Bullockには、そんなポジティヴでファンキーなイメージばかりが浮かぶし、実際よく似合う。その彼が先週末2008年7月25日に他界したという信じがたいニュースを、音楽ライター吉岡正晴氏のブログで今日知った。24丁目バンド 24th Street Band時代からの盟友ウィル・リー Will Leeも自分のサイトで悲報に触れているのだから、残念ながら現実の出来事として認めなければならないようだ。3月には既にハイラム自身がブログで食道がんの治療中であることを公表していたとはいえ、52歳での逝去はあまりに惜しい。

各所のプロフィールにもあるように、ロック/R&B/ジャズ/フュージョン.....いかなるジャンルの歌モノ/インストであっても曲に不可欠な、フィットしているのに異彩を放つ彼特有のプレイ&サウンドで応えてしまうギタリストだった。マイアミ大学でのジャズ専攻時代にはパット・メセニーが先生だったというから、かなり難解なコード/進行のジャズでも苦にしない理論とセンスはその頃に培ったのかもしれない(ギル・エヴァンス・オーケストラに所属していた経歴にも納得)。でも......やはり彼はR&Bとロックのテイストを絶妙にバランスさせた、まさにクロスオーヴァーな音楽でこそ一番輝くように思うし、そんな彼の存在が一番華やかに映った場所こそ、80〜90年頃まで参加していたデヴィッド・サンボーンBANDだったのではないだろうか。実際自分も<ライヴ・アンダー・ザ・スカイ@よみうりランドEAST>のステージで原色のタイツに身を包みサンボーンの周囲を縦横無尽に駆け回る巨大なギタリストとして初めて彼の事を知り、彼の一種異様な、それでいて聴けば聴くほど病み付きになるギターサウンド&プレイ、そして存在感たっぷりの歌声に圧倒されていった一人だ。フロント&リアのピックアップとしてPAFを埋め込んだ彼のフェンダーストラトキャスターは、塗装が剥げて年季入りまくりのボロボロボディとその音でハイラムのイメージをより明確なものとして我々に焼き付けた。<LIVE UNDER THE SKY>における貫禄十分なステージ、音楽史に残るサンボーンの傑作映像LIVE作品『ラヴ&ハピネス(LOVE & HAPPINESS/DAVID SANBORN)』('82)、自身のバンドによるNY公演の映像作品『LIVE AT INDIGO BLUES』('91)、1988年から2年間サンボーンがホスト役でマーカス・ミラーが音楽監督を務めた米国NBCの超ハイレベルな音楽番組『ナイト・ミュージック(NIGHT MUSIC)』(権利関係クリアは大変だろうけど映像市販化熱望)など、他のミュージシャンとの掛け合いながら楽しそうに弾いている彼の姿やステージアクションがその存在感を一層高めていたから、人柄も手伝って多くの人気アーティストに呼ばれたんだろうし(観客としても彼のいるライヴを観るのが実に楽しみだった)。サンボーンとの共演では、やはり『LOVE & HAPPINESS』収録の名作「Smile」における2度のギターソロおよびそこでのパフォーマンス(サンボーンの股にギターのネック突っ込む大胆さ!)や、<LIVE UNDER THE SKY>の「SLAM」におけるダンス?!^^;や「Chicago Song」Bメロを預かるあの御馴染みのギターフレーズ、『ナイト・ミュージック』に故・スティーヴィー・レイ・ボーンが出演した際にトム・バーニーがベースの弦をぶっちぎるほど全員で熱演披露したスティーヴィーの傑作「CROSS FIRE」でグルーヴ感タップリにギターリフを弾く姿などを、即座に鮮明に思い起こすことができる。

勿論、彼自身のリリースしてきたアルバムにも印象的なナンバーは多い。24丁目バンド『24TH STREET BAND』('80)収録のヒット曲「Full-Time Love」も和むものの、特にワーナー/アトランティックに遺したハイラム全盛期の3枚のアルバムに収められた作品群がイイ(いずれもAmazonでは既に入手困難だなんて......惜。でも!去年Wounded Bird Recordsからリイシューされた輸入盤の在庫がHMVならまだ3作ともあるみたい☆ これだからほしい作品は後悔しないよう有るうちに買っとかないと)。故ドン・グロルニック作のクールなRock系インスト「Cactus」(from Album『FROM ALL SIDES』'86)で実にカッコよくハイラムが奏でるハードヴォイルドなメロディだったり、盟友ウィル・リーのファンキーなスラップ・ベースを従えた「Da Alley」やバックトラックが打ち込み中心の「10 to 11」(Both from Album『WAY COOL』'92......このアルバムのジャケットは本当にカッコよかった)に収められた夏のカーステに最適の軽快なギターフレーズ、あるいは美しいバラード「Angelina」(from album『GIVE IT WHAT YOU GOT』'87)や極上AORとしてもオススメしたい傑作「Another Night」(from Album『WAY COOL』'92)で聴ける彼の味わい深いヴォーカルなど、いずれも未だに魅力十分。今日は愛聴盤『WAY COOL』の中でもラストの「Dear Prudence」(レノン/マッカートニー作品をギターインストに)と並ぶ美しきバラードナンバーであり、彼にしか弾けないであろうインスト佳作「Never Give Up」(from Album『WAY COOL』'92)を聴きながら、愛すべき個性派ギタリストの冥福を心から祈る事にする。もう一度あの元気な姿をステージで観たかった。合掌。




それにしてもここ数年、好きなミュージシャンの悲報・訃報が増えた。
そんなNewsを知るたびに自分が年齢を重ねていくことの辛い側面を実感。

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2008.07.21

好曲[Chorus]☆「(You Can Still) Rock In America」Night Ranger

早いもので、生まれ育った三鷹市から初めて飛び出した現住所での生活も今月から5年目に突入。2004年6月末日、蒸し暑さと格闘しながら黙々と旧自宅で私物整理&荷造りをする中、目に留まった市販ビデオがあった。『NIGHT RANGER JAPAN TOUR』('84)。この、高校生当時に購入した自身初の市販ビデオ商品はVHSではなくベータ用。衝撃のデビューアルバム『DAWN PATROL(邦題:緊急指令NR)』('82)および大ヒット2ndアルバム『MIDNIGHT MADNESS』('83)を引っさげて行なわれた1983年12月13日・東京・新宿厚生年金会館におけるナイト・レンジャー初来日公演を丸ごと収録したライヴ映像には、歌・演奏・ステージングすべてに渡って「これだからロック・コンサートは最高!」と思わせてくれる素晴らしいクオリティと最高潮の楽しさが凝縮! 購入したその日から何度観たことか(アーム付きのギターを買い増したのは間違いなく彼らの影響だった♪)。それから実に20年の歳月が過ぎた梅雨の夜、引っ越しの準備真っただ中ながら急遽見直してみたくなり、まだ電源つないだままだったベータデッキに突っ込もうとテープを取り出すと......保管場所が悪かったか経年変化も手伝ってテープはビデオカートリッジ内で張り付いたり痛んだりしており@@すでに再生不可能な状態(涙)。人間そうなると益々観たい欲求にかられるもの。荷造りの手を休めてAir-H"(AIR EDGE)の刺さったMacでVHS/LD/DVDを検索するも......該当商品ゼロ。そういえば、長らくショップ/ネットで見かけたことがなかった。後悔先に立たず。

それから3年半ほど経過したある日、ネット上の複数の音楽情報サイトで「ナイト・レンジャー初来日公演の映像がDVDで復刻!」という情報を見つけて歓喜することになる。彼らの所属レーベル間の権利移行が日米でいろいろあったことから永らく市場に現れる事のなかった珠玉のライヴ映像が、粘り強く交渉を続けてくれた関係各位のご尽力もあって、再結成している彼らの08年4月来日公演に合わせて再び入手可能になったのである(拍手☆)。新たに公演時の年号を加えられたライヴDVD『NIGHT RANGER JAPAN TOUR '83(ナイト・レンジャー ジャパン・ツアー'83)』('08)には、当時ベータ/VHSで発売されていたように、成田空港到着〜移動時のドキュメント映像に始まりステージのオープニングからアンコールまで全曲余す事なく完璧な内容が収められている。ジャック・ブレイズ Jack Blades (vocal, bass) / ケリー・ケイギー Kelly Keagy (vocal, drums) / ブラッド・ギルス Brad Gillis (guitar, back-vocal) / ジェフ・ワトソン Jeff Watson (guitar) / アラン“フィッツ”ジェラルド Allan "Fitz" Gerald (keyboards)の5人によるステージは、既に1st & 2ndアルバムで実証積みの高い音楽性(歌/楽曲/演奏)はそのままに、さらにロックの醍醐味と最高のエンタテインメント性をパワーアップ! 今観ても、新人バンドとはとても思えない極上ライヴ映像にただただ感動と興奮を覚えるばかり(余談:今月5歳になった甥っ子も大のお気に入りでクルマ移動時には必ず車内で再生中♪)。ベータ発売時のライナーノーツには「歌・演奏・映像にはまったく手を加えていない一方で、あえて本場アメリカのような臨場感を出すために編集時に“歓声”を加えた」旨が書いてあったけど(良質な日本のオーディエンスの弱点をこれで補完)それがこの作品を一層“ヤバい”仕上がりにしているのは間違いない。そんな意図的演出なら“作品としてアリ”だよな。改めて思うのは、彼らが歌ウマい!ってこと。個性の異なる2人の魅力的なリード・ヴォーカリストジャック&ケリーの存在は際立っているし、さらにはブラッドを加えた3人によるコーラスワークが絶妙☆ どの曲でもよくハモる、ハモる。ナイト・レンジャーと言えば“最強ツイン・ギターBAND”としての側面ばかりが強調されがちだったけど、人気獲得の理由は勿論それだけじゃなく、歌・コーラス・作曲能力・アレンジセンス(自分はブラッドの作るギターリフに一番惹かれたタイプ)まで含めた音楽的才能の高さにこそあったと思う(それがコアなHR/HMファンからの批判やレコ社の間違ったマーケティング/制作方針につながったのは悲劇だった......orz)。このライヴDVDは、かつて彼らの音楽にとことん酔いしれた人にも、ヒット曲しか聴いた事のない人にも、そしてまだ彼らを未体験のすべての新旧Rock/Pops/音楽ファンにも堂々とおススメしたい歴史的名作として太鼓判押しちゃおう♪ ここに彼らのあるべき本当の姿・魅力があるので。真の意味でのベスト盤と言い切ってもイイ。嗚呼、再び世に送りだしてくれて本当に良かった。

LIVE DVD『NIGHT RANGER JAPAN TOUR '83
SIBP-109 08.4.16 on sale
01. オープニング Opening
02. プレイ・ラフ Play Rough
03. 悲しみのペニー Penny
04. ルーマーズ・イン・ジ・エア Rumours In The Air
05. エディズ・カミン・アウト・トゥナイト Eddie's Commin' Out Tonight
06. コール・マイ・ネーム Call My Name
07. パッション・プレイ Passion Play
08. タッチ・オブ・マッドネス Touch Of Madness
09. シスター・クリスチャン Sister Christian
10. シング・ミー・アウェイ SIng Me Away
11. ナイト・レンジャー Night Ranger
12. キャント・ファインド・ミー・ア・スリル Can't Find Me A Thrill
13. ドント・テル・ミー・ユー・ラヴ・ミー(炎の彼方) Don't Tell Me You Love Me
14. アット・ナイト・シー・スリープス(彼女の夜) At Night She Sleeps
15. ロック・イン・アメリカ (You Can Still) Rock In America
16. エンディング Ending


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2008.07.14

好曲[drums]☆「Rio Funk」Lee Ritenour & Dave Grusin feat. Carlos Vega

小学生〜中学生時代にいわゆるクロスオーヴァー/フュージョン全盛期の洗礼を受けた世代ゆえ、やはり当時のギター・ヒーローには思い入れも強い(上の世代のバイブル=パープル/ツェッペリンetc.知らずに先にこっち系〜スタジオ・ミュージシャンを追っかけてしまった影響は相当大きかった^^;)。そんな中でもリー・リトナーは、彼の弾く滑らかなメロディはもとよりそのバッキング・パターンの多彩さやサウンド、リズム・アレンジが好きでかなり贔屓にしていた存在(いろいろ伝え聞く性格面はさておき@@)。好きな曲もいろいろある中で、彼の代表曲とも言える「リオ・ファンク Rio Funk」はアルバム『IN RIO』('79)に収録されて以来長いキャリアにおいても様々なアレンジ&ラインナップで演奏され続けていて、彼自身もお気に入りのナンバーと思われる。で、最も自分好みのテイクが、GRPレーベルの創始者であり、リーさんの盟友である名キーボーディスト/アレンジャー/作曲家=デイヴ・グルーシンとの共同名義でリリースされている映像作品『ライヴ・フロム・レコード・プラント Live from The Record Plant with Larry Williams, Carlos Vega, Abraham laboriel and Ivan Lins』('85)に収められている。リーさんのベストLIVEに挙げたい作品。

1985年8月14日、LAのレコード・プラント・スタジオで観客を交えてライヴ収録された本作品は、看板の2人のみならず、バックメンバーもセンス/テクニック抜群なミュージシャンばかりなので、信じられないほどクオリティが高く、それでいてメロディアスで非常に聴きやすい生演奏を全編にわって堪能できる。そんな中でも出色の出来なのが2曲目「Rio Funk」。当時の愛機だったIbaneze(日本じゃアイバニーズじゃなくイバニーズって呼んでた頃)シグネチャーモデルのセミアコLR-10でリトナーリーさんが弾き始める単音ミュートカッティングに、エイブの8弦ベース(!)やデイヴ御大&ラリーの豪華鍵盤陣によるコードがポリリズムのごとく被さってくるイントロで既にテンション上がりまくり♪ ユニゾンで例のメロディに突入していくと、合いの手のごとく絡んでくるキーボードのフレーズのカッチョいいこと☆ Bメロでリーさんのリードとデイヴ御大のリリカルで美しいピアノのコンビネーションを披露すると、そこからはリーさんのテクニカルなギターソロ、ラリーの真骨頂たる艶やかなサックス・ソロ(器用なお方だ!)、そして巨大な手をネック&ボディに絡み付かせるように、あるいは叩き付けるようにして会場を沸かすエイブのベースソロ(圧巻!......改めて顔見てたら民主党・小沢党首みたい^^;)へと続いていく。なんとゴージャスな展開だろーか。そんな華麗な演奏を支える素晴らしいリズムの源こそ、カルロス・ヴェガのドラミング。やや低めの椅子に座って若干猫背気味に叩いている姿は実にリラックスしていて難しいことなどしていない雰囲気ながら、実は変拍子やらパラディドルやら複雑な組み合わせの連続! それを何気ない顔で、しかも絶妙のグルーヴ感に包み込みながら叩ききってしまう彼のタイコこそ、このテイクおよびこのライヴ最大の魅力なのかもしれない。このライヴにおけるタメの効いたタム回し(フロアタムの引き締まった音とリヴァーヴ最高!)や金物の鳴らし方は必見でしょ。ジェフ・ポーカロに続く西海岸セッション・ドラマーとしてボズやジェームス・テイラーといったシンガーのサポートからマイケル・ランドウやデヴィッド・ガーフィールドとのセッションBAND活動まで(日本でも彩恵津子のアルバム『ALL I NEED』etc.で叩いていたとか)幅広く活躍していた彼が、1998年4月7日に自ら命を絶ち41年の人生を終えたと聞いた時には大きな衝撃を受けた。もう10年か。今回ようやくDVDに買い直した映像を改めて観て、失われた才能の大きさに虚しさを感じるばかり。彼の名演がこうして素晴らしい形で遺されている幸せを感じながら、改めて冥福を祈りたい。合掌。



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2008.07.02

好曲[タイアップ]☆「Trinity」松本孝弘(Tak Matsumoto)

2児の母になっても妹がいまだにLiveチケット確保のためファンクラブ会員であり続けるほどのB'zファンなので^^;彼らの音源はひと通り聴ける環境にあるし、曲も知っている。強いて挙げるならアルバムは『SURVIVE』('97)『Brotherhood』('99)の2枚、シングルは「Don't Leave Me」('94)「Liar! Liar!」('97)「さまよえる蒼い弾丸」('98)「ギリギリchop」('99)「juice」('00)がお気に入りといったところ(ここに挙げた作品は間違いなくカッコいいと思うし、B'zに対する自分の認識が一気に好転した時期だった。ただそれ以前&それ以降の作品はチョット.......かな)。ところが、妹はご多分に漏れずヴォーカリスト稲葉浩志氏のファンなので、ギタリスト/コンポーザー/プロデューサーである音の要=松本孝弘氏のソロ作品は彼女のCDライヴラリーに皆無(++) 浜田麻里さん(MAZDA製FORDブランドの小型車フェスティバのCMで使ってた「FOREVER」とかで弾いてたよネ〜〜〜〜♪)やTM NETWORKのサポートからここまでの地位を気づいた彼の功績を少しは大切にしてさしあげなさい!......なんて言う権限はないんだけど(笑)彼の「ロック全盛期に対するリスペクト」が'90年代後半〜のB'zロック指向強化に如実に直結してきたんだろーし、それは正解だったと思う。で、そんな彼が発表してきたソロ作品群の中に、日本のF1ファンが入手しておきたいインストナンバーがある。フジテレビ系『1999年 F1グランプリ中継』エンディングテーマに使用されていた「Trinity」がそれで、6曲入りミニ・アルバム『DRAGON FROM THE WEST』('02)のラストに収録されている壮大な三連系バラード(ちなみにベース:Billy Sheehan@MR.BIGとドラムス:真矢@LUNA SEAで制作された 1999年・2000年フジテレビ系列『F1グランプリ中継』メインテーマ曲「GO FURTHER」は『KNOCKIN'“T”AROUND』('99)に収録とのこと。でもそっちはいいや^^;)。タイトルには「どんな関係にもバランスが大切」という意味が込められているというこのギター・インスト・バラードは、Drums : 山木秀夫/Bass : バカボン鈴木/Acoustic Piano : 小野塚晃という強力布陣!に加えて篠崎STRINGSによる弦をふんだんにフィーチャーしていて、池田大介氏のドラマチックな編曲と松本氏の泣きのギターフレーズにより、F1レース決勝終了後の余韻をうまく残したまま中継を見終える事のできる、歴代エンディングテーマの中でも指折りの作品だったと思う(特に山木さんのタイコが超劇的だし、ラストに小野塚氏がピアノで奏でるコードが秀逸。Emaj7に9thが乗ってるのかな?)。我らがデイモン・ヒル引退の年(涙)に使われていたことも、未だに印象に残っている要因かもしれない。佐藤準さんによる名曲「A Latchkey」と並んで再びCXに中継エンディングで使用してほしいナンバーを、今回思い出してiTunes Storeで検索したら......見事発見☆ こーゆー時に楽曲単位のダウンロードできるとやっぱ便利だと実感(基本はアルバムをCDで買って手元に置いておきたい主義なんだけど、収録時間増えたせいかCD時代になって“捨て曲なし”って名盤が減っちゃって......ブツブツ)。今週末のF1イギリスGP決勝を見終えたら、早速こいつを聴いちゃうかも。

#ちなみに、松本孝弘関連作品でチョット観てみたいのが、ヴォーカルに元Mr.BIGのエリック・マーティン、ベース&ヴォーカルにナイト・レンジャーのジャック・ブレイズ、ドラムにブライアン・ティッシーを迎えて彼が2004結成/活動したロックバンド“TMG”の“来日”公演を収めたライヴDVD『Dodge The Bullet ~LIVE 2004~』('04)。なんせ「(You Can Still) Rock In America」とか演っちゃってるらしーからネェ♪ でも妹が買うはずないワケで......にゃはは。

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2008年・春に実施されたCoke+iTunesの無料ダウンロード権は結局8曲分GET☆していたものの、5月までに1曲分しか使用していなかったので(新しめの楽曲で「欲しい!」と思わせる曲がいっこーに出てこなかった@@)6/30の有効期限を目前に入手し損ねていた楽曲/アーティストの記憶を辿りながら色々検索しまくって6月下旬一気にダウンロード大会開催♪ めでたく期限内に良き曲達を我がライブラリーに加えることに成功した。せっかくなので、戦利品をココに記しておくことに。


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2008.03.05

好曲[guitar/keyboards]☆「恋の落とし穴」 角松敏生 feat. 今剛 & 森俊之

ライヴ鑑賞が数少ない娯楽の1つである自分は基本的に「1ツアー1公演主義」で、何度も同内容のモノを観に行くことは滅多にない(基本的には角松敏生氏がいつも言っている「1人でも多くの人に観てもらいたい」という想いに賛同して、チケット競争激しい場合には自分は1回観れれば十分と考えるので。一期一会に想い入れ一層深まるし)。ところが、2006年7月に発表した角松デビュー25周年記念オリジナル・アルバム『Prayer』('06)とそこに参加した国内最高峰ミュージシャンを従えた全国ツアー<TDK Presents TOSHIKI KADOMATSU Performance 2006“Player's Prayer”>および現在終盤に差し掛かっている<TDK Presents TOSHIKI KADOMATSU Performance 2007〜2008 “Player's Prayer”RETURNS>については都合4回(!)足を運ぶことになり、正直自分でも驚いている。とりもなおさず、その第一義的要因は現代において奇跡とも思える一流揃いの素晴らしき生演奏、中でも音楽に目覚めた時分から憧れてやまない永遠のギターヒーロー今剛大先生のプレイを味わえる贅沢極まりない至福の瞬間を求めての衝動に他ならない。ファンクラブには入っていないので優先予約等の恩恵を受けないため、最初は一般発売でチケット購入できた'06年11月の横浜公演@神奈川県民ホールのみにとどまると思っていたし、その夜は充分満足して帰路に就いた記憶がある。ところが、その暮れの東京公演3DAYS@中野サンプラザに前述の最新作『Prayer』収録曲の半数でドラムを叩いたスティーヴ・ガッド氏が加わると知り、心中穏やかでなくなる。当初東京公演はファンクラブ応募のみで完売と思われ、諦めるしかないと思っていた矢先、(東京公演およびツアーの)最終日12月16日公演の当日券発売を目にし、気がついたときには中野へ向かっていた。この自分でも驚くべき行動力のお陰で後悔せずに済んだのは、先日DVD/Blue-Rayで発売されたこの日のライヴ収録映像作品『TOSHIKI KADOMATSU Performance 2006 “Player’s Prayer” SPECIAL 2006.12.16 NAKANO SUNPLAZA』('08)を観れば明白。来日後のリハ+初日/2日目を経て完全にフィットしたガッド&江口さんのツイン・ドラムとツイン・パーカッションによるグルーヴ感は歌モノの域を超えたクオリティに達していたのだから。あの一流のミュージシャン達が、まるで高校時代に初めてバンドを組んだときのように楽しそうにお互い顔を見合わせながら演奏していた音が聴けた喜びをいま映像で再確認できるのは、いち音楽ファンとしてもう「幸せ」としか言いようがない☆ 音楽ってイイな。

年が明けて2007年、角松はこの“モノよりヒトにお金をかけた”と自負するに値するツアーを“RETURNS”として続行を決意するも、個々が人気ミュージシャン/プロデューサー揃いゆえ全員揃うのはほとんど奇跡という状態@@ そこで氏は、揃うメンバー(楽器)構成によって異なるセットメニューを再構築しながらの全国公演を展開。鍵盤トリオ(+Gt.)だったり、鍵盤+Gt.や鍵盤+B.の小編成だったり、ドラムレスだったり......でも、これを行なえるだけの個々のクオリティの高さがこのツアーに新しい魅力を加え、異なる楽器編成で奏でられる楽曲には新たな発見と感動がもたらされた。おそらく、苦労した角松自身が大きな収穫を得たのではないだろうか。そんな“RETURNS”ツアーが2007年暮れに東京・中野サンプラザへ1年振りに戻ってきたので、その熟成ぶりを堪能したくて、三たび足を運んでみた。ガッドを除くフルメンバーが揃ったその東京2日目は、なるほど曲中の演奏でも各自のインタープレイが増すなど、間違いなく熟成進んだ印象で高品質な音楽をじっくり味わえたものの、一方で安心しきってゆったり観ちゃったというカンジも。ほぼ同じセットリストでツアー3回目の観覧というのは、そんな予定調和を優雅に堪能するのが基本?(あまりに完璧過ぎて......嗚呼、なんと贅沢な悩み!^^;) そんな中、身を乗りだしてグイグイ引き込まれてしまったのが中盤のセクション。「全国を回ってきた様々な派生形態(!)の素晴らしさをゼヒ」と披露された楽曲達はフルメンバーでの演奏にはない選曲&アレンジばかりで、初めてそのメンバー/楽器編成での演奏を耳にするという刺激と発見に満ちていたためだ。さすが、名プロデューサー角松敏生☆☆☆というカンジで、実に見事な仕掛け。まんまと術中にハマり?「派生形態でのライヴを観ておけばヨカッタ@@」と深く後悔していたら......年が明けて'08年3月頭の横浜公演@横浜BLITZのe+プレオーダー案内が飛び込んで来たため、すかさず反応してしまった次第♪ 幸運にも、自身4度目(!)の本ツアー観覧が決まった瞬間だった。

A3sb_080302j長過ぎる前置きを経て?!足を運んだ先日3月2日(日)の横浜BLITZ公演は2日目にあたり、前日はなんとリハなしで臨んだとのこと。それでも無事に乗り切ってしまうほどの強者が揃ったこのセッションは通称“T's Gang”と呼ばれていた形態で、この日が見納め。「打ち上げで一番目立っていた人達」を集めたという顔ぶれは、江口信夫(Ds)・松原秀樹(B)・今剛(Gt)・森俊之(Kb)・チアキ(Cho)・凡子(Cho)という、文句ナシの布陣。そしてこの日の自分の観覧テーマ&ターゲットはズバリ「解き放たれた今剛&森俊之」! ゴージャス極まりない『Prayer』ツアーはツイン・パーカッション(ガッド参加時にはツイン・ドラムも!)の最強リズム隊と共に、小林信吾(Kb)・友成好宏(Kb)・森俊之(Kb)という凄腕キーボーディスト3名の同時共演が看板(もちろん今剛大先生のギターは別格として☆)。ただ、和音楽器が増える程、あらゆる局面でコードのトップノートを揃えたり、音やリズムのシンコペーションがぶつからないよーな気遣いが求められるのも事実。超一流の皆さんゆえ、それでも充分完璧で自由なプレイをなさっているとはいえ、よりフリーなスペースを与えられれば、間違いなくさらなる引出しが開かれると期待したくなる。そこでこのT's Gang横浜公演なのである。キーボードは角松公演で長らく常連だった友成・小林両名ではなく、スガシカオetc.のプロデュースで今どきのシーンを活性化させている森俊之氏のみとなり、彼のハモンド・オルガンやエレピが縦横無尽に活躍する絶好のチャンス。そして、鍵盤が1名になったことで、これまた広大なスペースを与えられる今剛大先生に暴れて頂く申し分ない環境。本ツアー4回目の観覧にして、いまだこんなにワクワクしつつ開演を待てる自分はホントに幸せモノである。果たして、18時を少々回ったところから披露されたのは......期待に違わぬ興奮と感動山盛りの濃縮3時間コース☆ 記憶を辿りながらセットリストを:

01. UGAM (SE)
02. Movin'
03. You Made It
→ いつものオープニング01からなだれ込んだ02。森さんがシンセベースに専念するAメロやGt.ソロ部分は、余裕の生まれた音の空間でやはり今さんがいつもより自由に弾いている印象♪ バッキングはよりフィーリング重視で、ギターソロもいつも以上にアグレッヴなフレージングという感じで、コード楽器不在ながら音の厚みが足りないとは微塵も感じさせず(おぉ〜)いきなり釘付け。余韻醒めやらぬまま03へ。Steely Dan的エッセンス満載のこの曲では、やはり森さんの指先がピアノの上を心地好さそうに泳ぐ。軽やかで洒落たタッチ、実にお見事。そしてこの曲をライヴで一層艶やかにしているのはそれぞれ「ラウンジ千秋」「スナックなみこ」のママと紹介された“沖婦連”ことチアキ&凡子の沖縄出身女性コーラス陣。Album versionよりも格段にゴージャスかつエモーショナルなコーラスパートはライヴ序盤を華やかに演出する重要な存在。管楽器のパートをいつもなら巨匠鍵盤陣が難なく再現しているんだけど、この日はスパっとカット。それでも物足りなさを一向に感じさせないのは、このコーラス隊の存在感と、各自4リズム仕様にサラリとアジャストしてしまう強力演奏陣のプレイのお陰。角松言うところの「ヒトにお金かけてます」に心から感謝。こういうものを享受できるからこそ観に行きたくなるんだな、音楽ファンたるもの☆

04. アイシテル
05. Still Know nothing at all
06. 時計
→『Prayer』収録曲でも味わい深いスローナンバーを04〜05と続けて演奏。04での角松自身のガットギターSoloが結構好きだったりする。ご本人が実に気持ち良さそうで♪ そして05。6/8拍子楽曲フェチの自分がアルバムの中でも超お気に入りのこの曲では、森さんのハモンドが映える。彼の繊細かつ“熱い”演奏が曲をただのバラードで終わらせないってカンジ。感動モノである。加えて今さんのチョーキングの艶っぽいこと。考えてみたら自分が好きになるギタリストって、必ずバッキングとチョーキングが超素晴らしい方ばっか(ブッチャーさんもまさに......涙)。そして続いたのが06。活動凍結を解いたアルバムに収録されていたのだから、実に10年前のナンバーとなってしまったこの曲、『TIME TUNNEL』('99)オリジナルテイクのリズム隊は沼澤尚(Ds)&中村キタロー(B)のアガルタ・コンビ(ちなみにPercで既に大儀観元さんが参加していた! Saxはまだ春名正治さんの頃......)。もっともその後のツアーでは江口さん&故・青木智仁さん(B)コンビだったので(故・ブッチャー浅野さんがGtで...)江口さんにとっては懐かしい想いがあるかもしれないけど、今さん・森さん・松原さんと沖婦連と共にこの曲が奏でられているのは、聴く側にとっては非常に新鮮な印象。

07. 海 (2007 PP presents version)
→活動凍結前の傑作『ALL IS VANITY』('91)の3曲目にあたるこの曲は、昨'07年夏のT's Gang東京公演etc.この派生形態ではずっと取り上げられていたナンバーだと知っていたものの、それは従来のテイクをなぞったモノだったらしい。角松が今回のツアーメンバーに楽曲プロデュースを頼んで昨年暮れに発表したリメイク集『Players Presents TOSHIKI KADOMATSU Ballad Collection』('07)の中で森さんの手により新たなテイクが世に送りだされた後ということが幸いし(!)ここ横浜BLITZでは、そのNew Versionで披露☆ やや軽やかになったリズムに乗せて、今さんと森さんが展開するソロの気持ちよさったらもう......曲の良さも再確認しつつ、近頃のお気に入りのナンバー。

08. We're Together
→「記録するに値するもの」という角松のコンセプトに賛同してツアーのスポンサーを申し出てくれたTDKのDVD/Blue-Rayメディア宣伝PV用に彼が'07年唯一書き下ろしたという『Players Presents TOSHIKI KADOMATSU Ballad Collection』('07)収録の新曲では、ついに今さんの十八番であるペダルスティール生演奏シーンをこの目で観ることが出来、いたく感激! 親がカントリー系アーティストも聴いていたせいか幼少時からこの音色には自分も馴染んでいたし、EaglesやThe Doobie Brothersの一部楽曲にも必要不可欠なこの楽器。はっぴぃえんどetc.70年代初頭の日本語ロックに傾倒していた角松もこの音・フレーズを活かそうと思って書いたとMCで。この音とその演奏風景に出逢うチャンスは現代においてなかなかないし。ちなみにイントロ〜1番Aメロまでは今さんの12弦アコギPLAYも聴けてオイシ過ぎ♪

09. Smile (duet with Chiaki)
→何度聴いても爽快なこの曲こそが『Prayer』の中核であり、それを成立させているのが、たとえようのないほど透明感が際立つチアキ(from しゃかり)嬢の歌声。心洗われるとはこのことか。それを十二分に引き出している角松メロディも美しいし、ライヴでは終盤そこに絡む凡子嬢のコーラスの存在感も光る。「WAになっておどろう」と共に、幅広い世代に長く聴き続けてほしいと思う曲。Single versionのイントロから始まるライヴの場合、ストリングスに代わってオルガンで奏でる森さんのフレーズがなんだか神々しい印象で好きなんだけど、この日は当然ピアノ主体。となればあのストリングスのフレーズは?.......なんと今さんのボリューム奏法によるギターで再現☆ これはこのT's Gang仕様のみの貴重なスペシャルアレンジということになる。歌が始まるところの「ジャラ〜ン♪」とコード鳴らす場面といい、CDのトロンボーンソロに代わるギターソロといい、今さんのギタープレイにより新しい魅力満載の「Smile」ライヴ仕様なのであった。圧巻。

10. If You...
→思えば学生時代、軽音楽部の友人からこの曲の入ったアルバム『AFTER 5 CLASH』('84)のカセットを貰ったところから、一層KADOMATSUサウンドとそれを支えるミュージシャン達にのめり込んでいったワケで、自分の中では初期角松ナンバーで外せない1曲。それを......このセッションでは軽めのグルーヴにリ・アレンジして21世紀の今に復活させている。これもT's Gangという演奏形態観に来た理由のひとつ♪

11. Dreamin' Walkin'
12. Beams
13. My Sugar
14. Mannequin
15. 恋の落とし穴
16. Startin'
→ここから怒濤のノンストップTIME。10に続いて披露された11は実に20年以上前のナンバー@@ 『ON THE CITY SHORE』('86)という自身の造語タイトルに苦笑いしながら角松がエピソードを披露。自身初の全面プロデュース作となった本作で「今さんにゼヒ」とギターSoloを依頼したのがこの曲だったとか!(帰宅してクレジットを見ながら聴けば......ねちっこいチョーキングと音色がまさに'80年代の今剛サウンド。すっかり忘れてた^^;) 今さん参加のツアーでこの曲をわざわざ取り上げていたのは、そんな理由だったのか〜☆ ちなみに昨年暮れの東京公演中盤、T's Gangとしてこの曲を演奏してくれたのが、横浜BLITZ遠征の決め手だった。エピソードを知った上で聴く今宵の今さんのギターソロは痛快極まりなかった。森さんの8分で刻むピアノも実に小気味良くて「コンテンポラリー♪」ってカンジ。続く12は本人が“自虐的パロディ”と言いながらも緻密に練り上げた80年代サウンド再構築盤『Summer 4 Rhythm』('03)冒頭のあの曲。アルバムタイトル通り、沼澤/青木(故人)/浅野(故人)/小林の凄腕4名とツアーを回って演奏した映像を昨夏のDVD-BOXで再確認して泣けたけど、今宵はメンバー総入れ替えとなる江口/松原/今/森の4リズムで再現。角松のカッティングと今さんの単音ミュートによる絶妙のギターアンサンブル、天国の浅野さんもきっと楽しく聴いてくれたハズ。13はオリジナル・アルバム初の2枚組となった『Fankacoustics』('04)Solid Side収録で、近頃は冒頭や曲間に角松/チアキ/凡子の3人で披露するダイエット・エクササイズ“カドマツ・ブート・キャンプ”なるネタが定番に(笑)。こーゆー激しいナンバーになると、森さんのハモンド・オルガンが俄然冴え渡るから楽しい。そしてこの曲は、松原さんのベースが作り出すグルーヴがヤバいぐらいカッコいい。間違いなくあのベースラインが牽引してる。14〜15は本ツアーの中核『Prayer』に戻って最高潮に。14は何と言っても終盤の今さんvs森さんによるソロ応酬。沖婦連の情熱的なコーラスをバックに延々展開されて当然場内のボルテージも上がる一方。そして、フルスペック仕様ではライヴ冒頭「Movin'」に続いて3曲目に演奏されていた15が満を持してココで☆ この曲は個人的にアルバムの中でもタイトル曲と並んで好きなナンバーTOP3に入る。コード進行やリズムに間違いなくLarsen-Feiten Bandのテイストを織り込んであるサンバテイストのこの曲で森さんはまさにニール・ラーセンを思わせる華麗でファンキーなオルガンプレイを披露し、今さんはバジー・フェイトンよろしく転調だらけのコード進行の中を縦横無尽に泳ぐようなメロディアスなギターソロと切れ味抜群のカッティングを聴かせてくれるからだ。そしてこの日の2人は、江口/松原の強力リズム隊によるラテンROCKグルーヴに支えられてアルバムの5割増し☆を軽く超えてる!と思うほどの熱い演奏を。コレいいワ、やっぱり。ライヴ序盤で演るより、このように終盤で登場した方が個人的にはシックリきた(拍手)。本編最後はシングルのみでリリースされている15。カップリングの「月のように星のように」がフルスペック仕様のライヴ時のアンコールに演奏されているほど近年の角松ナンバーで重要度を増しているけど、シャッフル系のコチラもライヴで映えるなぁと再認識。さすがはTOP10入りシングル♪ 全編に渡り今さんのギター大フィーチャーのうちにひとまず終了。2階席から絶妙な角度&距離感でじっくり味わえた本編を振り返りながらアンコールを待つ。

16. Gratitude
17. Take You To The Sky High
18. Prayer
→アンコール<1>の初っぱなは“感謝”の意味を込めてとの事で前述の企画盤「Summer 4 Rhythm」のラストに収録されていた16。ここで再び今さんがペダルスティールを披露。なるほど、この曲にもバッチリ合う。メンバーの特性などを考えた選曲からは、角松のプロデューサーとしてのこだわりが伝わってくる。お見事。久々聴いたせいか、改めてイイ曲だなぁと実感。すると、その余韻に浸るなかで定番17のイントロが! パーカッション陣不在のT's Gang仕様では、中間のPercソロ部分は江口さんのドラムソロに♪ 小編成になった分、曲ごとのGrooveを生みだすために江口さんのドラムが占める部分は本BLITZ公演全編に渡って非常に大きかった......にもかかわらず、場内は最初から最後まで感動の嵐でヒートアップしっぱなし。サスガ、ベテランの味〜☆ ちなみに入場後に飛行機折るの忘れてたので、後ろの人が飛ばしたものを拾って2機投げただけ^^; 恒例行事を終え盛り上がる場内を“パルマ”と呼ばれる手拍子で先導しながらアルバムタイトル曲18へ。角松始めメンバー数名が3つ打ちのシンプルなパターンによるパルマを自然に促す中、森さんはウラ打ち中心のパルマを先導! トーゼン自分は昨年末の中野公演同様、このウラ打ちパルマの快感に酔いしれながら最後まで歌と演奏を堪能(斜め後方の方もウラ打ちで参戦されてたので共同戦線が一層心地好かった♪)。ちなみにサビでみんなが手をかざすあの習慣だけは、どうも苦手。それに、あの部分だけパルマや手拍子が途切れてしまって、かえって曲の盛り上がりを失いかねないと思うわけで.......個人的にネ。とはいえ、非常にイイ雰囲気のままアンコール<1>終了。勿論、客席は手拍子鳴り止まず。

#そういえばMCで「初めて地上波TVで“ピンで”30分番組に取り上げてもらうことになりました!」と紹介していた通り、来る3月9日(日)22:54〜23:24 テレビ東京(TX)系列6局ネット『みゅーじん -音遊人-』に遂に角松敏生登場☆ なんでも、高い音楽性を追求するあまり現在の彼が抱える苦悩と挑戦、みたいな苦労人的作りになっているんだとか^^; しっかり視聴+録画しなくてはネ(BSジャパンでは翌週の水曜24:00〜24:30再放送かな?)。

19. 黙想 (duet with Chiaki)
→本ツアーではこれが基本的に締めの1曲になっている。通常であれば、アルバム同様に小林さんのピアノ1本をバックに角松&チアキ嬢が歌い上げるんだけど、このT's Gangでピアノを弾くのはモチロン森さん! 基本線は同じだけど、随所で微妙に異なる音使いとアクセントを聴くのが楽しい。そして、間奏のピアノソロは後半ややジャジー展開されたり若干リズム解釈で遊んだり、森さんテイストが存分に発揮されてトクした気分。いつもとはひと味違った“締め”に軽く鳥肌☆ 生演奏ならではの醍醐味であって、シーケンサーによる打込みやカラオケ使ったライヴじゃ絶対できない芸当。「ヒトにお金をかけた」LIVEはこんなにも楽しく深いのである。そんな感慨に浸りながらアンコール<2>も終了。アナウンス嬢も「本日の公演はすべて終了致しました」と繰り返し伝える中、足早に家路に就く......人は実は少数派。会場スタッフの「速やかにお帰り下さい」という案内にやや申し訳ない気分を抱きながらも、大多数の観客が熱い想いと盛大な拍手でアンコールを熱望し続ける。すると長いインターバルにあきらめも漂い始める中、会場スタッフの動きがせわしなくなり、遂に......ステージ照明が明るくなる!

20. さよならなんて絶対言わない
→「すべて終了致しました」のアナウンスが終わったらホントに終了なんだと言いながら、歌詞ファイルが最終ページまで終わってしまっている様子を見せつつ笑う角松。スタッフに指示をして別な歌詞ファイルを取り寄せ、ギター片手に「もう2月終わっちゃったけど......」と独りで歌いだしたのは凍結前最後のアルバム『あるがままに』('92)のオープニングナンバー20。ブラス+打込み+BAND演奏がないと成立しない曲のように思い込んでただけに......弾語りversionは意外なほどカッコよかった♪ 本当にもっと聴きたいという想いに応えてくれた、本当のアンコール。予定調和ではない、これこそ本来あるべき姿だよネ。出てきてくれた本人には勿論、それを許可してくれたスタッフの皆様に感謝。横浜BLITZのスタッフさんには至極迷惑な観客達だったかもしれないけど@@そこは素晴らしい音楽を披露してくれると信じて集った者達の熱意に免じてお許し頂きたく(土下座orz)。また、それに真摯に応えてくれた“音楽とオーディエンスを大切にするアーティスト=角松敏生”を決して責めないで頂きたく☆ なお、このあと場内にはアナウンス嬢による「“今度こそ本当に”すべて終了致しました」とのアナウンスが流れて、残っていた観客から拍手喝采&爆笑が♪

人数が減ってもロスになるどころか異なる聴かせ方で魅了する「引き算の美学」こそ、この日の公演に求めた悦楽であり、それは想像を遥かに上回るものだった。期待通り解き放たれた今さん&森さんの熱演に、そしてそれを支えた江口さん&松原さんの円熟リズム隊と華やかな沖縄コーラス隊に、そしてモチロンこの素晴らしきミュージシャンを集めて一流のエンタテインメントを披露し続けてくれた角松に対して、本当に心から感謝したい。想像を超える辛さを乗り越えた彼にとって、こうして良質の音楽を紹介・発信し続けることこそが、そして我々にとってはそれを大切に愛し、聴き続けることこそが、大好きだった青木さん&浅野さんへの正しい供養に他ならないと改めて感じた夜だった。ツアーの最後に本当に良いステージを観る事ができ、音楽ファンとして最高の気分。東京への帰路は勿論、車内でガッド参加の名演DVDを流しながら余韻タップリにナイト・クルージング☆

#今回は森さん大車輪のライヴだったし、『Summer 4 Rhythm』ツアーでは信吾さんが八面六臂の活躍だったから......全編友成さん尽くしのライヴもぜひ観たい(聴きたい)。たとえば今回のツアーで披露された派生形態の中なら、“T&T”と命名された角松・友成デュオ(+梶原さん or 山内さん)か、もしくは“T's Land”と称された山内さん/友成さん/大儀見さん/梶原さんによるカルテット。いずれも昨年末の中野で1曲ずつは披露してもらったんだけど......ぜひ東京でもフルサイズでご披露頂きたく(小さめの小屋で1ヵ月ロングラン公演とか?!^^;)。そういえば友成さんのピアノ1本で歌い上げた「WHAT IS WOMAN」......マジ泣けた。

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